あなたはまだ山頂に到達していない!人生の成功を勝ち取る方法を解き明かす最高の処世術

より多くのゲイを見ていると分かってくるのだけど、ゲイの人生におけるモテ期のピークには個人差が大きい。若い頃にピークを迎える人もいれば、歳を重ねるごとに魅力が増して行って40代、50代、60代、70代にモテ期のピークが来る人もいる。

人生も同じ。ピークをどの年代で迎えるのか、それは個人によって異なるもの。

元プロテニス王者、アンディ・マレーの専属フィジカルトレーナーによる「ウサギとカメ」の寓話から導き出した最高の処世術を記した書籍『SLOW LANE カメの流儀で人生を勝ち取る方法』が、3月30日に刊行した。

「ウサギとカメ」から導き出した処世術

『SLOW LANE カメの流儀で人生を勝ち取る方法』は、男子プロテニス元世界王者アンディ・マレーが最も信頼を寄せるフィジカルトレーナーのマット・リトル氏が、「ウサギとカメ」の寓話から導き出したキャリアアップにおける処世術を明かした本だ。

「誰もが理想の人生を送りたいと願うでしょうが、成功に最短最速ルートはありません。多くの人々が、カメのようなスローで長い道のりを歩むに違いありません」

かくいう著者も、自信の成功を掴むまでに〝カメ〟のような道のりを歩んできたと言う。

非エリートが掴んでいった成功への道

マット・リトル氏は、13歳から始めたテニスを愛し、テニス専門のフィジカルトレーナーを目指していた。しかし、学業の成績は、その目標実現に最適とは言えないもので、大学卒業後、エリートスポーツの世界への扉が自動的に開くことはなかった。

それでも何年ものあいだ、スポーツジムの若手スタッフとして、マシンの清掃や手入れをし、タオルをたたみながら、あらゆることを学び、プロのテニスプレーヤーと働いているトップトレーナーに出会えば、彼らのスキルや知識を吸収していった。

そして、ようやく初めてテニスを習ったテニスクラブで何とか仕事の機会を得たが、壁にぶつかり頭打ち。意を決し単身オーストラリアへ。無給を承知で、すべての州立テニスセンター、あらゆるスポーツ組織に何通もの手紙を書いて、ようやく掴んだ仕事はジュニア選手のトレーナーのアシスタント。

そこでの経験が活き、母国イギリスに戻ると英国ローンテニス協会のジュニア育成に携わることになる。

5年間経験を積んだ頃、ナショナルテニスセンターのトレーナーのポジションに空きが出て、トッププロテニスプレーヤーたちとの仕事の機会を得た。そこで当時20歳のアンディ・マレーと出会い、「チームマレー」の一員として、専属フィジカルトレーナーの役に就く。

以後、約15年間、アンディ・マレーを陰で支えている。

あなたは人生のカメかもしれない

人生の成功へと向かうレースにおけるウサギとカメが歩む道を比較していきながら、スローレーンの真の価値を明確化していく。

また、著者の成功までの道のりを【プレエントリーレベル】【エントリーレベル】【エキスパートレベル】【インフルエンサーレベル】の段階に分けて、それぞれのステージにおいて、必要となるカメとしての流儀や実践的なソフトスキルなどを紹介。

さらに「カメの自己診断テスト」や「カメのブートキャンプ」など、自分自身のことを把握したり、自分を改善するための実践メニューも詰まっている。

自分の人生になんとなく不満を覚えている人や、職場での立ち位置に悩んでいる人にとって、大きなヒントが見つかる1冊かもしれない。

SLOW LANE カメの流儀で人生を勝ち取る方法
著者:マット・リトル
翻訳:鈴木ファストアーベント理恵
判型:四六判
価格:2,200円(税込)
ISBN:978-4-491-04822-2
発行元:東洋館出版社
詳細:https://amzn.to/37Lmfa5


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