光の演出で筋肉熊をヒロイックに写し出す米国の写真家ランディ・アディソン
ゲイにとって「目の保養になるくらい素敵、可愛い、魅力的」なアイ・キャンディ男たちを撮り続る米国の写真家ランディ・アディソンは、写真家本人が被写体になりうるセクシーで魅力的なダディー熊でありながら、多くの筋肉熊たちをモデルにして独特の光の演出でヒロイックな世界観を作り上げている。ランディ・アディソンと彼が撮影した魅力的な筋肉熊たちを紹介する。
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光と影で創り上げる英雄的世界観
米国フロリダ州フォートローダーデールを拠点とする写真家ランディ・アディソンは、逞しい筋肉熊たちに光の演出を施して、中世の肖像画のような、そしてどこか宗教画をも思わせる、英雄的な世界観を作り上げている。
アディソンは、サウスカロライナ州沿岸部の小さな町で生まれた、南部ゴシック文化の伝統と装いの中で育った。大学では、言葉とアートを通したストーリーテリングにより、英語の学士号とイラストレーションの修士号を取得。
マネキン会社のアーティスト、髪の彫刻家であることを実感した理髪師、解剖学と啓示に関するプライベート・ドローイング、特定の瞬間や感情を高揚させるあるいは雰囲気のある心象風景を創り出す写真など、アディソンの人生のあらゆる側面はアートによって構築されてきた。
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ドローイングと写真を組み合わせる
現在は、ジョージア州都に数店舗を展開するヘアサロン「ヘルメット・ヘアワークス(Helmet Hairworx)」のオーナーであり、コマーシャル/エディトリアル写真家として活躍するアディソン。
彼が筋肉熊のモデルたちとセッションする時の目標は、「(モデルたちが)今まで見たこともないような自分自身の雄々しく美しい姿を見せること」だという。
常に向上心を持ち続けることを自分に課しているアディソンは、「アーティストとして、写真家として、常に良くなろうと努力している。常に学び、実験し、ドローイングと写真を組み合わせている。まだ、自分のできることをすべて出し切ったとは思っていないんだ」と語っている。
アディソンが筋肉熊たちと作り上げたヒロイックな写真の世界をご覧いただこう。
ランディ・アディソンの公式サイトでは、選りすぐった作品の販売もしている。気になる人は公式サイトもチェックしてほしい。
(冨田格)
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