昔のボディビルダーはガチムチ寄り?レトロなモノクロ・ビルダー写真の魅力

最近のバッキバキのボディビルダー像しか知らない人は「えっ!これでボディビルダーなの?」と驚きそうな、モノクロのレトロなボディビルダー写真を紹介する。

「完璧な身体は神々しい」という信念

レトロなボディビルダー

ボディビルは、何も新しいものではなく、その歴史は古代ギリシャから始まる。人文主義的な信念を持ち肉体美と運動能力にギリシャ人が執着していた時代、完璧な身体は神々しいと信じた彼らは巨大な岩や丸太、さらには動物までをトレーニング・ギアとして使用した。

「完璧な身体は神々しい」という信念はとても深く、身に纏う鎧に胸筋や腹筋を形取るまでに至る。

そして19世紀後半。ヨーロッパの強者たちは、鍛えた肉体を周囲の人間に自慢するだけでなく、サーカスでもボディビルを楽しんでいた。たとえば、フライパンを曲げたり、象を持ち上げたり、車にひかれたり。そして、現代的なボディビルが誕生したのだ。

それから長くの時間を経て、競技としてのボディビルはかなり様変わりしてきている。ボディビル競技会では、競技者は一列に並び、審査員の前で特定のポーズをとる。そして、左右対称性、筋肉質、サイズ、コンディショニング、ポージング、ステージでのプレゼンテーションなどで、日焼けとオイルで黒光りする巨体がランク付けされていく。

今回紹介するのは、現代的なボディビルの初期から中期にかけてのものばかり。モノクロ画像に収められたその時代のボディビルダーたちは、最近のボディビルダーとはイメージがかなり異なっている。

贅肉を削ぎ落としたという感じではなく、筋肉にいい感じで脂肪がのった”がっしりした”イメージの肉体。そんなヴィンテージの筋肉男たちを堪能しよう。

レトロな20点のボディビルダー写真

レトロなボディビルダー

レトロなボディビルダー

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レトロなボディビルダー

レトロなボディビルダー

レトロなボディビルダー

現在の脂肪がほとんどないバッキバキのボディビルダーたちと、レトロなボディビルダーたち。あなたはどっちのビルダーが気になるだろうか?

※参考記事:QUEERTY

(冨田格)

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