ゲイの恋愛生存戦略「ナイモンの相互ブリをリアルに繋げるロードマップ」
「オトコとの出会い」に満足しているだろうか? 現状、大満足というゲイはこの先読み進める必要はないので、リア充な日々を楽しんでほしい。
ここでは、ナイモンでマッチングや相互ブリーディングが増えるにも関わらず、なかなかリアルな出会いに繋げられない人に贈る、好みの「オトコと出会う」ことを目的とした行動指針を考えていきたい。
目次
・ゲイの大半は「マチコ」である
・「白馬に乗った王子様」は永遠に訪れない
・アクションを起こすのは「あなた」
・「臨機応変」こそ勝利の鍵
ゲイの大半は「マチコ」である
まず、大前提として頭に入れておくべきこと。
マッチングして自動送信メッセージが送られ、さらに「いいね」を送り合い、一言くらいDMで挨拶を交わして相互ブリーディングに発展。
多くの場合は、ここで止まってしまい、なかなか先の展開に進まない。
その理由は、
年代を問わずゲイの大半は「マチコ」である
ことだ。
「マチコ」を漢字で書くなら「待子」。つまり、オトコとの出会いにおいて、常に受け身ポジションをとることを指す。
どれだけマッチングしようが、相互ブリが増えようとも、そこから先の展開に進まない理由はここにある。
「白馬に乗った王子様」は永遠に訪れない
相互ブリまで進んだあと、
「この先に進むメッセージを相手から送ってきてくれないかな」
とあなたが思っているのと同じように、相手もまた思っている。なぜなら、お互いに「マチコ」だから。
これを例えるなら、庶民の娘が自分に目を止めて馬上から手を差し伸べてくれる「白馬に乗った王子様」を待っているようなものだ。
よく考えてほしい。そんな「おとぎ話」が現実に起きるはずもないことを。
「おとぎ話」のヒロインには一生なれないゲイが目指すべきは、自分が「白馬に乗った王子様」になることだ。
アクションを起こすのは「あなた」
お互いに「マチコ」状態でフリーズした関係を、先に進めるのは「白馬に乗った王子様」を目指す「あなた」しかない。
まずはDMで、気になる「オトコ」に声をかけてみよう。そのときに気をつけたいのは、次につながるメッセージにすることだ。
「こんにちは」
「お久しぶりです」
こんな一言だけでは、オウム返しに同じ一言が帰ってくるか、もしくはスルーされて終わってしまいかねない。
メッセージをもらった相手が、あまり深く考えないで返答できるような一言を考えたい。
たとえば、
「こんにちは、いきなり暑くなりましたね。熱中症とか大丈夫ですか?」
など。
このメッセージに対してなら、
「なんとか対処していますよ。そちらは大丈夫ですか?」
という感じで、次のやりとりに繋がりやすくなる。
「臨機応変」こそ勝利の鍵
DMのやりとりが進んだら、そこでもうヒト押ししてみたい。
たとえば
「夏休みの計画とか、いろいろ考えているんですか?」
などと探りを入れて、予定があまりないようだったら
「もし予定がない日があったら、お茶でもしませんか?」
と送ってみたい。
ここでポイントは、「遊びにいきませんか」でも「食事しませんか」でもなく、「お茶」に限定すること。相手にとってみれば、もしリアルしてみて想像とイメージが違っていても「お茶」するだけなら短時間で切り上げることも可能なので、心理的な負担が小さくなる。
そして、「白馬に乗った王子様」を目指す「あなた」は、このメッセージに対する相手の反応を見極める「臨機応変」さを身につけることが重要だ。
相手が前向きなメッセージを返してきたら、とっとと日程調整をして待ち合わせ場所など具体的な展開を考えたい。問題は、相手が今ひとつはっきりしない反応だった場合だ。
本当に忙しくてまだ予定が立てられないのか、もしくはリアルする気はないのか。これを判別するのはかなり難しい。
深追いすると迷惑がられてしまうことは確実なので、
「まだ先のことで予定立てられないみたいですね、じゃあ、また声かけますね」
と一旦引き下がりたい。
人によって仕事やプライベートの状況はさまざま。自分と同じように自由な時間を作れる人ばかりではない、ということを「白馬に乗った王子様」を目指す「あなた」は認識しておく必要がある。
そして、一旦引き下がることで、「あなた」への印象がアップして、次にリアルできる可能性が生まれることだってあるかもしれないのだから。
楽しい夏を迎えることができるかは、「あなた」次第。気になる「オトコ」とのリアルを実現できる「白馬に乗った王子様」になって、ゲイの恋愛の荒野を逞しく生き抜いてほしい。
9monsteres:https://ninemonsters.com/ja
★あわせて読みたい!
・昭和~平成、日本のゲイの出会い方はどう変わってきたのか?【前編】
・昭和~平成、日本のゲイの出会い方はどう変わってきたのか?【後編】
・ゲイの恋愛生存戦略「ハッテン場型求愛行動から脱却して恋愛プロセスを学ぶ」