全米ゲイの心の奥底の欲望が噴出する「本当に見たいゲイビ」議論が話題
ゲイビを見るのはもちろん好きだけれど、本当に満足できるゲイビに出会ったことはあるだろうか? アメリカのネットフォーラムで盛り上がった「本当に見たいゲイビ」議論を紹介する。
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「本当に見たいゲイビ」とはどんな内容?
ある日突然、あなたがゲイビを作るスタジオの社長になったと仮定しよう。さて、あなたならどんなゲイビを作ろうと考えるだろうか?
今までのヒット作品を踏襲して堅実な路線を選択するのか、それともユーザーだったあなたが本当に見たいと願っていた願望を具現化するのか。
最近、米国のゲイ・ユーザーが多いあるネットフォーラムであるユーザーが「本当に見たいと願っているゲイビとは?」という問いかけをした。
この問いかけに対して多数のゲイが、自分が本当に見たいと願っているゲイビを熱く語るコメントを寄せてきた。ゲイビ制作会社の人にとっても参考にできそうな、多くのゲイの本音を紹介しよう。
顔の表情にこそ、こだわりたい
「もっと表情にフォーカスしてほしい。行為の最中にどんな表情になるのか見たいのだから」
「下半身に最初に挿入する時、タチもウケもどんな顔をするのか見たい。目の中に見える快楽への情熱こそが、私にとっての“萌え”ポイント」
「どんなに素人のモデルだとしても、快感は顔に現れるはず」
「ウケだけじゃなく、タチの表情も映してほしい。快楽の喘ぎ声やエロい言葉を口にするタチの顔が見たいんだ」
もっとバラエティなゲイビを!
「どのゲイビも、全裸でキス30秒、乾いた口でのサービスが2~3分、退屈そうな本番行為が25分って感じで見飽きてしまう。設定に凝ったロールプレイとか、好みの男たちがただただソフトコアなじゃれ合い、ふざけ合いをするゲイビが見たい」
「ゲイビを見始めて5秒後には、どっちがタチでどっちがウケなのか、純粋にモデルの身体的特徴だけで分かってしまうのがつまらない。2人、いやそれ以上でも構わないけど、タチ・ウケを固定化することなく、様々な体位で交わるゲイビを観たい」
「野外プレイの場面を見たい。リアルでは捕まるリスクを恐れて実行できないから」
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ロマンスこそゲイビに必要
「ただヤルだけのセフレのような関係性ではなく、リアルさを感じるロマンスがある行為を見たい」
「恋する男たちの情熱的なキスを見るのが大好き。ゲイビではほとんど見かけないけど」
「縛られた男が、より官能的な方法でからかわれたり弄ばれたりする、そこにSとMの愛情が漂うソフトなボンデージもの」
「もっと添い寝に注目してほしい。本番行為はなしで、2人がくっついて横たわり抱きしめ合いながら、その日にあったことを話すような、そんな自然な関係を見たい」
「本番行為など必要ない、ただ好みの二人の男がイチャイチャしている様子を見るだけで満足できる」
しっかりした物語のゲイビを見たい
「ただ男たちが出会ってヤルだけではなく、映画のようにストーリーが進行し、人間関係が発展していくようなものを見たい」
「実際の歴史をベースにしたプロットのゲイビ。歴史考証が超正確である必要はないけれど、コスチュームやその時代ならではの設定があるものがいい」
「鍛え上げた腹筋や上腕二頭筋など、完璧な男らしさの象徴を見るのはもう飽きた。それよりも “隣の家の男“のような、ごく普通のタイプの男をモデルにして、リアリティを感じる物語を描いてほしい」
「セリフのテロップやNG場面を増やすこと。そしてモデルが演技をしているのではなく、ありのままの姿で、出演している彼らの間にある種の真の魅力があるような作品をもっと見たい。ギャラ目当てのためだけのゲイのモデルはダメ」
「もっとリアルな、男子大学生のおふざけを描くタイプのビデオがあればいいのに」
さて、あなたがゲイビを作るスタジオの社長になったら、どんなゲイビを作るだろうか?
※参考記事:QUEERTY
(冨田格)
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