【ゲイのSEX相談】3Pのためにセフレから兄弟設定プレイを要求された！
今まで経験したことのない快楽の扉を開いてくれるセフレは、とても重要な存在であることは間違いない。しかし、彼の要求の中には、すんなり同意できない種類のものもある。セフレから3Pのために兄弟設定のプレイを要求されたゲイが、人生相談の専門家にアドバイスを求めた。
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セフレの要望は兄弟設定プレイ
結婚・家族セラピストの資格を持つジェイク・マイヤーズが担当する、米国のゲイ・メディア『QUEERTY』の人生相談コラムに、ゲイ男性マーク君（仮名）が送った相談。
「こんにちは、ジェイク、
僕には、この夏の初めから何度か会っているセフレのジョン（仮名）がいます。ジョンは僕が慣れ親しんだ快楽の方法ではなく、今まで経験したことがないちょっとエキサイティングな快楽を教えてくれるので、僕は彼と会う時間を楽しんでいます。
ちょっとエキサイティングな快楽のひとつが、お互いの役割を決めて遊ぶ「ロールプレイ」です。。ジョンは僕が彼の部屋に行く前に自作のシナリオを送ってくるので、あらかじめ演技の練習をしておいてどんなシーンにも入り込むようにしなければならないのです。
最初は、「道に迷った隣人」とか「便利屋」「一文無しのノンケ少年」など、割りにシンプルな設定でした。時には吹き出しそうになることもあるけれど、全体的にはかなり刺激的で興奮するので役にのめりこむよう努力しています。
ところが先日、ジョンは彼が見つけてきた男を交えて3Pをしようと言ってきました。さらに、その男の目で僕にジョンの弟の役を演じてくれ、というのです。どうして弟役を演じなければならないのかと聞いたら、その男は近親相姦の妄想に興奮するタイプなので、兄が弟を誘惑しているふりをして彼の妄想を満たしたいと答えました。
僕はそのとき、物事が奇妙に暗くなったように感じました。
もし僕が拒絶したら、ジョンは僕のことを「ノリが悪い奴」だとみなして僕たちの関係を終わらせてしまうかもしれない。とはいえ、自分では兄弟の設定を演じてセックスすることにあまり乗り気ではない気持ちがあります。何かが決定的に間違っていると思えるからかもしれません。
僕はジョンにどう答えればいいのでしょう？ 釈然としない気持ちを抱えながらも、ジョンの要望に応えてこのままセックスの冒険を続けるべきなのでしょうか？」
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自分の心に正直であることは勇敢なこと
マーク、君がジョンのリクエストに対して困惑している状況なのは分かりました。
ゲイの文化には、「奇妙」あるいは「間違っている」と思われるかもしれませんが、「兄弟妄想（ブラザー・ファンタジー）」の市場が存在するのは確かです。ほとんどのゲイ動画サイトには、兄弟というカテゴリーがあるほどです。
一般的に考えてちょっと「イケナイ」ことが持つ魅力に惹きつけられる人は、案外少なくないのかもしれません。また、リアルな子供時代にイケてる兄弟（時には双子も！）に欲情し、それが大人になってからも続いている人もいるかもしれません。また、幼少期のトラウマに根ざした、何か暗いものからくる妄想もありそうです。
いずれにせよ、何に没頭したいのか、何に興奮するのか、それが自分にとって健全なことなのか、それとも単に幼少期の癒されていない傷の演技なのか、人によって捉え方が異なるでしょう。
年齢や同意にまつわるすべての法律に従うのならば、「ロールプレイ」はセクシュアリティの正常で健全な一部であり、それが道徳的であるかどうかの画一的な指標は存在しません。特定の性行為の要求に関しては、その行為に従うことを想像して内面的にどう感じるかに注意を払いましょう。
君はジョンの要求に対して、羞恥心や恐怖、嫌悪感を感じますか？ もしそうなら、それは君が本当にしたいことではない証拠でしょう。
一方、少し怖くても興奮を感じる部分があるかもしれないし、もしかしたらそこには探求に値する興奮があるかもしれません。この場合、「兄弟プレイ」は君のためというより、君の心にある「快楽の芽」のために存在するのだと思います。
君が新たな快楽を探求し、興奮を拡大したいから同意しようとしているのか、それとも関係を失うことを恐れ自分を押し殺して従おうとしているのか、自分の中でよく吟味してください。もし後者なら、それは欠乏や恐れから自分の主体性を手放すことであり、健全な動機とはいえません。気が進まないことを断ることは、「弱虫のチキン」になるのではなく、むしろ勇敢になることです。
君がもし、ジョンのリクエストに同意して試してみるのであれば、恥じることなく肯定的に楽しむことをお勧めします。妄想の「ロールプレイ」は、あくまでファンタジーなのですから。
BDSMプレイと同じように、境界線が曖昧になり不快感や奇妙さ、もしくは危ないと感じたら即座にやめることに二人で同意する「セーフワード」を事前に決めておく方がいいと思います。
また、リクエストに応える前に、そのファンタジーについてジョンともっと話すことを勧めます。彼の動機が、単純に楽しく遊べるからというものなのか、もしくは彼の心の底にもっと不気味なものが横たわっているのかを知ることで、君は決心しやすくなるかもしれません。
どんな決断をするにしても、自分の心に正直であることだけは忘れないでください。
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ジェイクのアドバイスに異論！反論！
ジェイクのアドバイスに対して『QUEERTY』の読者からいくつかのコメントが寄せられた。いずれもジェイクのアドバイスには懐疑的なものだった。
「近親相姦のロールプレイやポルノを楽しいと感じるには、幼少期の不適切な性的接触や虐待によって傷ついた友人が多すぎる」
「マークがアドバイスや意見を求めるのは、ジョンの要求する『ロールプレイ』に従うべきではないと疑問を覚えている証拠です。ジョンの要求は単なる妄想であり、現実のものにする必要はないでしょう。とにかくあせらず落ち着いて。今は辞退しよう。」
「夏の浮気相手とのいい関係を、三番目の男が興奮するためのものにしたいですか？ おそらくマークは三番目の男を知らないので、自分の性生活に関与してほしいかどうかを判断するために、彼についてもっと知りたいのではないですか？ もしそうではなく、純粋に『兄弟プレイ』をすることに躊躇しているなら、夏の恋が終わるかもしれないという心配はしないで断りましょう」
あなたはセフレから、3Pの相手を興奮させるために兄弟プレイをやりたいと要求されたら、どう反応するだろうか？
※参考記事：QUEERTY
（冨田格）
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