今年還暦になる大人が影響を受けた同い歳の有名人は? そして貯蓄格差が鮮明に!
昭和の時代なら「還暦」といえば現役を引退するイメージがあったが、人生100年時代の令和ではまだまだ現役感がたっぷり。
PGF生命は、4月7日(木)~4月11日(月)の5日間、今年還暦を迎える1962年生まれの男女「還暦人(かんれきびと)」を対象に「2022年の還暦人に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、有効サンプル2,000名の集計結果を公開した。
目次
還暦を迎えるという実感ある? ない?
今年還暦を迎える1962年生まれの男女は、153万人にのぼる。そんな還暦人に、還暦を迎えることへの意識やこれまでの思い出、ライフスタイル、そして今後の人生への期待や不安を聞いたところ、多様な人生観が垣間見える結果となった。
まず、全回答者に、「還暦を迎えるという実感がわかないか」を尋ねた。
「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」と回答した人が、年々増加しているのは、年を追うごとに還暦世代の現役感が強まっているためだろう。
還暦人が影響を受けた同い年の有名人
今年の還暦人と同い歳の1962年生まれの有名人について尋ねた。
還暦に見えないくらい容姿が若いと思う同年代の有名人「松田聖子」が1位。以降、藤井フミヤ、風間トオル、久保田利伸と男性有名人が続く。
影響を受けたと思う同年代の有名人は「松田聖子」がダントツで1位となった。還暦人の女性には特に大きな影響を与えたと思われる。
還暦人の思い出の青春ソング
還暦人の青春ソングを尋ねたところ、1位「赤いスイートピー(松田聖子)」2位「なごり雪(イルカ)」3位「卒業写真(荒井由実)」「木綿のハンカチーフ(太田裕美)」5位「青い珊瑚礁(松田聖子)」と、松田聖子の曲がTOP5に2曲ランクインした。
還暦人は何歳まで仕事をしたいのか
59歳時点で就労をしている・していた人(1,435名)に、還暦以降の就労意向について質問した。
2021年4月の改正高年齢者雇用安定法施行で、対象となる事業者には、65歳までの雇用確保義務と70歳までの就業確保努力義務が課された。還暦以降も就労者の現役志向は強く、70歳で引退せず、働き続けたいと考える人も少なくないようだ。
還暦人の貯蓄額には格差あり
現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を尋ねた。
2,000万円以上と回答した人は35.7%である一方、「500万円未満(計)」の割合は38.0%となり、還暦人における貯蓄格差が顕著となった。
還暦人は現金派?キャッシュレス派?
買い物では現金決済よりキャッシュレス決済をすることが多いかを尋ねた。
コロナ禍以降、キャッシュレス決済の利点に注目し、普段の生活で利用するようになった人が増えていると思われる。
お金の管理をアプリ(銀行アプリ、家計簿アプリなど)で行いたいかを尋ねたところ、「あてはまる」は30.5%となった。アプリを活用することで、銀行口座や家計簿の管理を効率良く行いたいと考えている人は少なくないようだ。
還暦人の夢のセカンドライフは?
還暦人に、これからやりたいこと(叶えたい夢・目標)を尋ねた。
結果は「旅行をする(日本一周・世界一周除く)」がダントツ。旅行先でしか経験できないことや味わえないグルメなどを堪能することで、セカンドライフを満喫したいと考えている人が多いようだ。
還暦人が老後に抱く不安とは?
還暦以降(60歳以降)の人生で不安に思うことを尋ねた。
半分以上が60歳以降の雇用形態の変更などによる「収入の減少」を不安に思っていることが判明。また「身体能力の低下」「判断能力の低下」「年金制度の崩壊」「自分の介護」と不安の種は多いこともわかった。
還暦人が人生100年時代に備えること
人生100年時代への備えについて尋ねた。
老後資金の不足や枯渇に備えて、資産づくりに対し積極的な姿勢の人が多いようで「貯蓄・資産運用」がトップとなった。続けて「体力づくり」「健康診断の受診」と、健康寿命を長くすることを意識している人も多いようだ。
将来への不安は抱えているとはいえ、まだまだ現役の還暦世代。独身ゲイ・バイのおとな世代も自分の生活を見つめ直して、老後への備えや、健康寿命を伸ばすために改善すべきことを始めていきたいものだ。
※PGF生命調べ
PGF生命:https://www.pgf-life.co.jp/index.html
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