新作映画でプロレスラー体型に変貌したザック・エフロンの超絶セクシー
ハリウッドの裸族王ザック・エフロンの新作映画は、またもや露出過多になることが確定。実話をベースに、悲劇のプロレス・ファミリーの長男を演じる新作映画『The Iron Claw(アイアン・クロー・原題)』を撮影中というニュースが入ってきた。
悲劇の「鉄の爪」ファミリー
昭和の時代、アメリカで人気を集めたプロレスラーの一人に、フリッツ・フォン・エリックがいる。日本にも合計8回来日して、ジャイアント馬場と死闘を繰り広げた。
フリッツ・フォン・エリックの代名詞は「鉄の爪(アイアン・クロー)」。アメリカではデビュー当初はナチスのギミックを用いたヒールだったが、後年はベビーフェースに転向して、テキサス州ダラスに団体を構えるまでになった。
フリッツには、幼くして事故死した長男を含めて六人の息子がおり、次男ケビンを筆頭に、デビッド、ケリー、マイク、クリスと五人兄弟が全員がプロレスラーになる。
スター選手が創設した団体で息子5人もプロレスラーとして活躍、というと華やかな姿をイメージしそうだが、実際は次から次へと不幸に見舞われる悲劇の一家であった。
リアリティーのあるレスラー体型に
プロレスラー一家の悲劇の実話をベースにした映画『The Iron Claw』で、物語の主人公ケビン・フォン・エリックを演じるのがザック・エフロンだ。
『ムーンライト』『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』など話題作を次々と発表する「A24」が製作するこの映画のテーマは、”1960年代から現代まで、プロレス界に大きな影響を与えたレスラーの王朝、フォン・エリック家の盛衰”。
今年6月にこの製作が発表された後にもっとも注目を集めたのは、ザック・エフロンが映画に向けてどのようにプロレスラーとしてリアリティのある体型を作り上げていくのか、ということだ。
エフロンは「Men’s Health」のインタビューで、ライフガードを演じた『ベイウォッチ』のためのトレーニングとは異なるアプローチを取ったと語っている。『ベイウォッチ』では体脂肪を極限まで絞った肉体改造を行ったために、撮影後には「かなりひどい鬱状態に、長い間陥った」と振り返った。
極限まで体脂肪を絞ったことで肌の水分が少なくなりすぎて、まるでCGで作った偽物のように見えたとエフロンは語っているが、今回はプロレスラー役なので多少の体脂肪がある方がリアリティのある肉体になるはずだ。
映画の撮影は10月よりルイジアナ州でスタートした。10月24日に、エフロンのキャラクター姿のファーストルックが公開された。また、エフロンがケビン・フォン・エリックのようなセミロングの髪型で撮影現場にいる姿が目撃されている。
ショーン・ダーキン監督による映画『The Iron Claw』の公開日はまだ発表されていないが、これからエフロンのプロレスラー姿が続々と発表されていくはずだ。期待を込めて注視していきたい。
(冨田格)
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