ワイルドな男の肉体の魅力に”iPhone13”で迫る映像作家の艶かしい世界観

同じ被写体を撮影しても、写真家によって完成する作品には大きな違いが出てくる。それは光の使い方なのか、アングルなのか、それとも、被写体のどこに魅力を感じてフォーカスする写真家の個性によるものなのだろうか。

ザラりとした質感が男の肌を官能的に見せる

Peu Sarkis
画像引用元:Instagram

ブラジル出身の映像クリエイターであり写真家のペウ・サルキス(Peu Sarkis)は、男の肉体を魅力的に撮影する術を知り尽くしているようだ。

男と女、それぞれを魅力的かつ官能的に見せるためのアプローチは大きく異なる。女性の場合は肌がまるで陶器のようにツルりとした質感に仕上げるのだが、男性の肌を同じように仕上げると妙に人工的で魅力のないものになってしまう。

男の肌はツルりではなくむしろ”ザラり”とした質感に仕上げる方が、匂い立つような野生が醸し出され「雄(オス)」の魅力を感じることができる。

Peu Sarkis
ペウ・サルキス 画像引用元:Instagram

男性も女性も被写体とするペウ・サルキスは、そこを深く理解しているようだ。

iPhone 13で迫る野生的な雄の魅力

Peu Sarkis
画像引用元:Instagram

ブラジル北東部のバイーア州で生まれたペウ・サルキスは、完全に独学で写真家、編集者、ディレクターとして芸術的な感性を磨き、実力をつけてきた人物だ。常にトレンドに敏感で、世界の時代的な流行をイメージに変換すること、そして優しく丁寧な視線で作品を美に変えることを目標としている。

映像クリエイターとしてはアーティストのイメージ映像や、広告関連の作品を制作。また、クラブシーンとも関わりが深いようで、DJのイメージ映像なども多数作成している。

ペウ・サルキスは、インスタグラムに3つのアカウントを持っている。映像作家としての”peusarkis.film”では手がけた映像作品を公開、個人アカウントの”peusarkis”ではプライベートを覗かせ、”theaftereyes”ではiPhone 13 Pro Maxで撮影した写真を公開している。

注目すべきは最後の”theaftereyes”だ。女性を撮影した画像も一部あるが、大半は男性の肉体の魅力を写しとったものばかり。その艶かしさに、官能を感じとるゲイ・バイ男性は少なくないはずだ。

ジオ倶楽部では、男の魅力にフォーカスする世界の写真家・映像クリエイターを今後も紹介していく予定だ。

(冨田格)

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