仕事にゲイライフに多忙な独身ゲイの強い味方『洗濯のアライさん』誕生
仕事も充実、ゲイライフも満喫。まさにリア充な毎日を送っている独身ゲイにとって、気が重たいのは「家事」。面倒な家事を外注することの利点は時間の節約だけではなく、自分ではできないプロの技の恩恵を受けられることでもある。東京でサービスが始動した当日返却洗濯サービス『洗濯のアライさん』を紹介。
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初めての香港で驚いた当日洗濯サービス
30年近く前の話だが、初めて香港に仕事で行った時のこと。
1週間近くの滞在ゆえに、コインランドリーを探そうとホテルのフロントで尋ねたところ、洗濯屋を紹介された。袋に洗濯物をつめて持っていくと、夕方までに洗濯・乾燥して畳んでおいてくれるらしい。香港では一般的な存在で、店に行くと出勤前の男女が次々と洗濯袋を預けていった。
「このサービス、便利だよねえ。日本にもあればいいのに」
本気でそう思った。なにせ、仕事がめちゃめちゃ忙しくても、時間を見つけてはゲイ生活もエンジョイしたいお年頃（30代前半）だったので、家事が疎かになっていたからだ。
特に洗濯は、重荷。溜め込んだ山のような洗濯物をコインランドリーに運んで、洗濯・乾燥するのを待って延々と畳む作業の時間がかかることったら。
出勤前に預けた洗濯物が、当日きれいになって受け取れるなら、洗濯にかかる時間をすっきり節約できる。男女ともにダブルワークが基本で、家事の「時短」を一番に考える香港らしいサービスだと羨ましく思っていた。
それから約30年、日本でも同じように便利なサービスが始動していた。
集荷から返却まで当日完結『洗濯のアライさん』
日本でも近年、洗濯代行サービスは増加している。しかし、依頼してから洗濯物が返ってくるまでおよそ2日間～1週間要するところが難点で、決して使い勝手がいいとはいえない。
そんななか、集荷から返却まで当日で完結する洗濯サービス『洗濯のアライさん』が7月9日（火）より先行ローンチした。
『洗濯のアライさん』は、LINEの専用アカウントから発注が可能なスマートフォン完結型の洗濯サービス。LINEで集荷時間を指定し、洗濯物をつめた専用の洗濯バッグを午前10時までに回収。白洋舍監修の洗濯プログラムで洗濯・乾燥を行い、当日の午後7～10時には洗濯物を返却する。
「洗濯を畳むのが面倒」といったニーズにも応え、畳んだ状態で届くのも嬉しいところ。専用洗濯バッグは35リットル入りで、シーツなど、自宅での洗濯が大変な大物も対応可能だ。
洗濯のプロ”白洋舎”のノウハウが詰まった
『洗濯のアライさん』の魅力は、家事にかかる時間を節約できることだけではない。洗濯のプロフェッショナルである白洋舍が監修した洗濯プログラムで、自分ではできない清潔で心地よい仕上がりになることだ。
100年以上もの間、洗濯の汚れ落ちや衣類クリーニングに向き合ってきた白洋舍だからこそノウハウがつまったプログラムを紹介しよう。
STEP 1: 消毒
クリーニング業として下着類を洗濯するには、厚生労働省が指定した消毒方法での消毒と、指定洗濯物取扱施設として、保健所の認可が必須となる。『洗濯のアライさん』では、色柄ものへの影響が少ない消毒剤を選定しつけ置くことで、生地へのダメージを抑えながら消毒を実施することで要件をクリアしている。
STEP 2: 洗濯
一般的な家庭用洗濯機には少ない温度管理を実現。汚れ落ちと生地へのダメージに配慮し、温水で洗濯。洗剤にはマイルドな風合いに洗い上げる蛍光増白剤無配合の洗剤を選定している。
STEP 3: 仕上げ
天然植物性精油配合で肌にやさしく、無香料の柔軟剤を使用。柔軟剤と同時に投入する抗菌剤のはたらきで洗濯物の菌の増殖をおさえるのも嬉しいところ。※すべての菌に効果があるわけではない。
STEP 4: 乾燥
業務用ガス乾燥機で、衣類へのダメージに配慮して低温乾燥。繊維が立ち上がり、タオルもふわふわな仕上がりになる。
STEP 5: 畳み
乾燥の最後にクーリングを実施することでしわ付きを低減。乾燥終了後、すぐに取り出してしわを伸ばしながら畳むので、キレイに仕上がる。
現在『洗濯のアライさん』がサービス展開しているのは、東京都渋谷区・新宿区・世田谷区の独身ゲイが多く住んでいそうなエリア。この地域に在住で、家事の時短をしたい人は検討する価値がありそうだ。
『洗濯のアライさん』サービス基本情報
料金：
「定期プラン」2,980円/回 ※週1回 曜日・時間指定あり
「スポットプラン」3,500円/回
「羽毛布団プラン」3,500円/回
受付時間：集荷前日の午後1時まで
預かり時間：当日の午前中、または前日の午後8時～10時
届け時間：回収当日の午後7時～10時 ※1時間ごとに設定可能
展開エリア：東京都渋谷区・新宿区・世田谷区
ブランドサイト：https://arai-san.com
最後に、読者に洗濯がどれくらい負担になっているか尋ねてみよう。
（冨田格）
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