カミングアウトしたプロ・アメフト選手と五輪スイマーのホットな関係が話題
カミングアウトする有名人が増えている欧米では、一流のスポーツ選手の中にもゲイをカミングアウトする人たちが現れてきた。今、もっとも注目を集めている、現役のプロ・アメフト選手と五輪スイマーのホットな関係を紹介しよう。
史上初の現役NFL選手のカミングアウト
カール・ナシブ(Carl Nassib)選手は、1993年生まれの29歳。ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のタンパベイ・バッカニアーズに所属するアウトサイドラインバッカーだ。
2021年6月、プライド月間にインスタグラムでゲイであることをカミングアウトした。これは、現役のNFL選手として初めてのことだ。その日、彼の名前が入ったジャージとTシャツがNFL全選手の中でトップセールスとなったという。
カール・ナシブは、積極的に自分のプライベートをSNS投稿するタイプではなく、Instagramへの投稿頻度は決して高くない。
しかし、恋愛の話がまったくないわけでもなく、2021年10月にポッドキャストに出演した際にある男性と交際していると語った。その男性のアカウントには2人で映っている画像が公開されていたが、その後、新たな話も聞こえてこず、その画像は削除されてしまった。
そんなナシブだが、最近、謎の男性とビーチにいる画像をストーリーで公開し、全米のゲイの注目が一気に集まった。
謎の男性と二人、ビーチで上裸
カール・ナシブがインスタグラム・ストーリーに投稿した画像がこれだ。
この画像は、一緒に映っている男性が、自身のアカウントに投稿した画像をシェアしたものだという。
ゲイライフを満喫中の五輪スイマー
ナシブと共にビーチにいた男性は、2016年リオデジャネイロ夏季オリンピックの男子200メートル自由形リレーに出場したデンマーク人のスイマー、ソレン・ダールだ。
ナシブとは対照的に、ダールはこの一年、ゲイライフを満喫していることを積極的にSNSに投稿し続けている。例えば友達とパーティーしている模様とか、プライドパレードの路上で踊っているショート動画などだ。
他にも、ニューヨークのセントラルパークで日光浴をする姿、ブラジルのビーチで木陰の散歩を楽しむ姿、サンタ・カタリーナ州のさびれた砂丘でサンドボードを運ぶ姿、テキサス州のバートン・スプリングスの水泳場でダイビングする姿、アリゾナ州とユタ州の境界線でロードトリップする姿など、も公開している。
「Last day of Summer Drop」というコメントと共に、ダールがInstgramにナシブと一緒に映った画像を含む投稿をすると、そこへナシブが「ハートマーク」3つのコメントを残すという、言外に2人付き合っていることを予想させるやりとりが繰り広げられている。
こんな公開”イチャイチャ”を見せつけられたら、それぞれのファンじゃなくとも心ざわつくものだ。世界中の多くのゲイが、今後、2人のSNSから目が離せなくなるのだろう。
(冨田格)
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