逞しい肉体を晒して五輪遠征費用を集めた米国ボブスレー代表選手たち
※2022年「ジオ倶楽部」が紹介してきたアスリートの魅力に迫る記事のアーカイブ。
今年の北京冬季五輪に出場した米国ボブスレーチームは、五輪前に遠征費用を集めるための大プロジェクトを展開していた。それは、ボブスレースーツの下に隠されている逞しい肉体をカレンダーで公開するというものだった。
なかなか目にする機会がない一流のボブスレー選手の肉体の魅力を紹介しよう。
ボブスレースーツに隠された肉体
同じ五輪でも、夏季に比べるとウィンタースポーツの冬季は選手のユニフォームは防寒仕様で、その肉体のラインはなかなか拝む機会がない。
しかし、体にはり付くようなスーツを着用するスピードスケートやボブスレー、リュージュは別格だ。特に肉厚の逞しい男が好きな人はボブスレーの試合中継から目が離せないはずだ。
スーツの上からでも逞しさは良くわかるが、実際、スーツの下にはどんな鍛え上げた肉体が隠されているのだろうか。そんな疑問を解消してくれる、見て楽しいカレンダーが昨年販売されていた。
五輪に向けた資金集めのプロジェクト
機材や練習場所、選手・スタッフの人数から考えても、ボブスレーはかなりの資金が必要なスポーツだと分かる。しかし「USABS(米国ボブスレー&スケルトン連盟)」は、国からの資金援助を受けていないために、経済的支援を集めることが常に必要となっている。
五輪に向けて7万ドルの資金を集めるために実現したのが、選手たちのヌードを収めたカレンダー「THE BOB-SPREAD」の販売だった。
ボブスレー選手で写真家のジミー・リード氏の撮影により、ボブスレーの代表選手たちがさまざまな挑発的なポーズをとったり、はしゃいだりする姿を収めている。
「THE BOB-SPREAD」は大きな注目を集め、目標金額の7万ドルを大きく上回る9万5千ドル以上の資金集めに成功したそうだ。
役割によって異なる選手の体型
チーム競技であるボブスレーは、それぞれの役割によって鍛える必要がある部位が異なるので、体型にも違いが出てくる。ボブスレースーツの上からだとその微妙な違いを意識していなかったが、裸の写真を見ることで初めてそこに着目することができた。
これからボブスレーの試合中継を見るときは、選手たちの肉体の違いにもよりしっかりと注目してしまいそうだ。
USABS:https://www.teamusa.org/usa-bobsled-skeleton
※参考記事:4NEW YORK
(冨田格)
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