若きファイヤーナイフダンサー「エディ勇人」のしなやかな肉体の魅力
スパリゾートハワイアンズと言えば”フラガール”のイメージが強いが、ゲイにとってのお楽しみは、マッチョなイケメンたちが上裸で炎の舞を魅せるファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」だ。現在6名いるメンバーの中から若きイケメン・ダンサー「エディ勇人」を紹介する。
注目のファイヤーナイフダンス
スパリゾートハワイアンズでは、1972年7月3日から、ファイヤーナイフダンスをポリネシアンショーに導入した。
当時は、ビデオもない時代。ファイヤーナイフダンスを教えてくれる人などはおらず、当時の男性ダンサーはバトントワラーの経験者にバトンの回し方を習い、資料などから自己流にトレーニングを重ねるなど、何もかもが手探りの状態からのスタートだった。
苦労を経て日本初のファイヤーナイフダンサーが誕生してから、その技と経験は後輩ダンサーに受け継がれ、フラガール57年の歴史には及ばないものの、今日までの50年間、日本で唯一のパフォーマンスを継続し、現在では熱心なファンが付くほどの人気を得ている。
2016年に日本で唯一のプロのファイヤーナイフダンスチーム「Siva Ola(シバオラ)」を結成。これはサモア語で”強い踊り“を意味する。従来の公演ではソロが主体だったものをグループでの演舞へ切り替え、さらにパワーアップしたパフォーマンスを披露している。
ソロダンサーは2丁のナイフをあやつる
ファイヤーナイフダンスは、両端に火のついたナイフを操るサモアの伝統舞踊。スパリゾートハワイアンズでは、昼と夜のポリネシアンショーのなかで披露されており、フラガールショーと並んで人気を集めている。
そのダイナミックなパフォーマンスは、ショーの目玉の一つ。なかでも夜のポリネシアンショーのソロダンサーは、”1丁のナイフ”を使うパフォーマンスよりもはるかに難易度が高い”2丁のナイフ”を使うパフォーマンスを披露する。
さらに炎が映える暗い夜のステージを縦横無尽に使いながら、1人で観客を惹きつけ盛り上げる技術も求められる。そのパフォーマンスの難易度の高さから、夜のポリネシアンショーのソロデビューは、名実ともに真のファイヤーナイフダンサーとして認められる第一歩でもあるという。
「Siva Ola(シバオラ)」の若手メンバーであるエディ勇人が、11月1日(火)夜のポリネシアンショーでのソロデビューする。
2度の挫折を乗り越えてソロデュー
エディ勇人(本名:村上勇人)は、福島県いわき市生まれ。「シバオラ」メンバーになりたくて2017年にスパリゾートハワイアンズに入社するも、当時「シバオラ」の採用枠がなく、ホテル料飲部門に配属される。
しかし、ファイヤーナイフダンサーになりたい気持ちは揺るがず、「シバオラ」へ配属されることを目標に自主練習を続ける。その努力が認められ、2020年の5月に「シバオラ」の配属が決定した。
ところが、時はコロナ禍の緊急事態宣言発令下、スパリゾートハワイアンズは臨時休館となって自宅待機を余儀なくされる。十分な練習もできず、いつデビューできるかもわからない。そんな不安な気持ちを抱えながらも、自宅待機中でも自主練習を重ねていった。
同年7月1日に営業を再開、それから先輩の指導のもと約3カ月間に及ぶ猛練習を重ね、10月3日にデビューを果たした。
今回のソロデビューは、「真のファイヤーナイフダンサーとなってシバオラをより盛り上げてほしい」そして、「コロナ禍収束後にファイヤーナイフダンス世界選手権に出場し世界一の栄冠を勝ち取って欲しい」という想いを込め、数字の1が並ぶ11月1日をデビュー日に選んだそうだ。
すでに熱狂的なファンが増えているエディ勇人。ファンがSNSに投稿している、愛情込めて撮影したベストショットを見ると、人気がある理由がよくわかる。
スパリゾートハワイアンズに遊びに行く時は、温泉やプールを楽しみ過ぎて「シバオラ」のパフォーマンスを見逃さないようにしたいものだ。
「エディ勇人」ソロデビュー公演
日時:11月1日(火)午後8時30分~
会場:ウォーターパーク・ビーチシアター
演目:ポリネシアン・グランドステージ『未来 Hau’Oli(ハウオリ)』
スパリゾートハワイアンズ:https://www.hawaiians.co.jp/
Siva Ola(シバオラ):https://www.hawaiians.co.jp/sivaola/
(冨田格)
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