なんともゲイゲイしい新たなゲイのリアリティーショーがMTVで始まる
米国MTVで1月20日（金）夜『ル・ポールのドラァグ・レース』の後の時間帯で始まるリアリティーショー『ザ・リアル・フレンズ・オブ・ウィーホー（The Real Friends of WeHo）』が、放送前から注目を集めている。
米国MTV金曜の夜が華やかで賑やかに
米国MTVの金曜夜が一層賑やかになる。1月20日（金）午後8時からは『ル・ポールのドラァグ・レース』の完全新作エピソード、午後10時からは『ル・ポールのドラァグ・レース：Untucked』が初公開。その2つに挟まれる形で午後9時から始まる新番組が『ザ・リアル・フレンズ・オブ・ウィーホー（The Real Friends of WeHo）』だ。
「ウィーホー（WeHo）」とは、ロサンゼルスのウェスト・ハリウッド地区のこと。ハリウッドに隣接するこのエリアは、1970年代からゲイが多く住みコミュニティを形成している地区として知られている。
『ザ・リアル・フレンズ・オブ・ウィーホー』は、ウエスト・ハリウッドのコミュニティで暮らし、愛し、情熱を注ぐ、選ばれた友人たちの姿をありのままに、誠実に映し出したもの、というコンセプトになっている。
6人のゲイのハリウッド・セレブが登場
『ザ・リアル・フレンズ・オブ・ウィーホー』に登場するのは、ハリウッドで最も影響力があり成功しているゲイのセレブリティ、タレント、起業家で構成される6人。
リアリティーショーらしく、暴露的でウィットに富んだ番組で、彼らは何千人もの視聴者の前でパフォーマンスを行い、高額の取引を行い、人生の重要な節目を祝い、レッドカーペットに登場し、家族や友人に最も親密な真実を明かしていく。
視聴者は、まるで彼らの人生を間近で垣間見ることができるような気分を味わえるだろう。イメージとステータスがすべてであるウェスト・ハリウッドで、彼らは互いにだけでなく、世界に向かって最も本物の自分をさらけ出す準備ができているという。
6人のゲイ・セレブのプロフィール
『ザ・リアル・フレンズ・オブ・ウィーホー』に登場する6人のゲイ・セレブを紹介しよう。
■ブラッド・ゴレスキー（Brad Goreski）
ハリウッドで最も注目されるスタイリストで、多くの女優やハイエンドな顧客と仕事を続けている。ゴレスキーは、有名なテレビコメディー作家であり、インスタグラムで話題のゲイリー・ジャネッティと2014年に同性婚した。
■トドリック・ホール（Todrick Hall）
ビヨンセ、テイラー・スウィフト、ルポールなど、エンターテインメント業界の大物たちと一緒に仕事をしてきたマルチ・タレント。3回の海外ツアーでソールドアウトの観衆の前でパフォーマンスを行い、12のテレビ番組に出演し、5つのブロードウェイミュージカルで主演し、YouTubeの9億ビューを含む複数のプラットフォームで数百万のフォロワーを集めている。
■カーティス・ハミルトン（Curtis Hamilton）
『サバイビング・コンプトン ~ミシェレイの闘い~』『キングス・オブ・ナパ』などに出演しているイタリア生まれの俳優。家族や親しい友人たちについ最近カミングアウトしたハミルトンは、ハリウッドでスクリーン上の著名な俳優としての役割と、LAのコミュニティーの中での自分の位置づけの両方をナビゲートし続けている。
■ドリオン・ルノー（Dorión Renaud）
世界でもトップクラスの黒人系スキンケア企業「Buttah」のCEO。34歳でオーナー兼代表となったルノーは、百貨店での大規模な全国展開と、高額の広告費をかけた冬のキャンペーンで、自身と会社を次のレベルへと引き上げる準備をしている。
■ジェイムズ・ヴォーン（Jaymes Vaughan）
エンターテイメント・ニュースの有名なMCであったが、テレビでのキャリアから足を洗いクルーズ会社「OUTbound」を立ち上げた。2021年に俳優のジョナサン・ベネットと結婚し、二人で「OUTbound」を運営している。現在、ヴォーンはMCとしてのキャリア復帰を考えている。
■ジョーイ・ザウジグ（Joey Zauzig）
SNSで成功したインフルエンサーであり、起業家。その積極的な性格とポジティブなメッセージで賞賛されている。ザウジグは、自身のデジタルプラットフォームを、ユーモア、常識的なアドバイス、自信をつけるためのスペースとして使い続けている。
個性的でどこか可愛げのある6人のゲイ・セレブがどんな騒動を巻き起こすのか、放送前から大きな注目を集めているようだ。日本でもなんらかの形で見ることができるようになってほしい。
※参考記事：PRIDE
（冨田格）
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