自分の肉体に愛と自信を見出す瞬間の男たちを写す写真家ジョシュ・ニュー2

自分の肉体に自信を持って、どこでもシャツを脱ぐことにためらいを覚えないゲイ男性はどれくらいいるだろうか。多感な青春時代に他人と比べて自分の体に劣等感を抱いてしまうと、そのトラウマを解消することは決して容易いものではない。

ゲイ男性が自分の肉体を誇りを持って愛し、自信を持つ瞬間を撮影しつづける写真家ジョシュ・ニューのインタビュー、後編では母親とパートナーを失った絶望を写真で乗り越えたエピソードなどを語る。

★前編はこちら
自分の肉体に愛と自信を見出す瞬間の男たちを写す写真家ジョシュ・ニュー1

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ベストを尽くして生きれば誰もが美しい

ジョシュ・ニュー
画像引用元:Instagram

本当は写真を撮られたいのだけど、体を見せることに不安を感じている人に対しては「僕が撮影したモデルたちが嫌な表情を浮かべているの見たことがあるかい?」と言いますね。

多くの人はカメラを恐れています。自分の見た目を他人にコントロールされることを恐れているのです。鏡で自分を見るのも好きではない人は、カメラとフラッシュが怖くて当然です。

でも私は、誰もが美しいと信じています。ベストを尽くして生きていれば、誰もが美しいのです。適度な照明と快適な雰囲気が加わることで、心からリラックスしてカメラの前に立つことができます。完成した写真を見れば、自分はこんなに魅力的だったのかと驚くことでしょう。

これから試みてみたいこと

ジョシュ・ニュー
画像引用元:Instagram

男性を撮り始めた頃は、光と男性と肉体さえあれば他のものを重要だとは考えていませんでした。背景は何もないところをよく使っていましたし、「ただシャツを脱げばいい」ということでスタイリングを意識したこともなかったです。

私は大学で演劇を専攻していたこともあり、初期は安く手に入れた劇場用の古いライトを使っていました。

雑誌のグラビアのような写真を撮りたいという思いは常にあったので、技術的な正確さを追求しました。さらにプロ用のストロボを手に入れ、フォトショップの腕を磨くことで、今の私のスタイルを確立できました。

これからは、スタイリングで遊びの要素を加えたり、スタジオを飛び出して撮影してみたいと考えています。将来的には、美術館に展示されるような、文化的な意義のある美しい作品を作り上げていきたいです。後世の人々がインスピレーションを受けるような作品を、少なくともひとつは作れたらと願っています。

自慢の一枚にまつわる話

ジョシュ・ニュー
画像引用元:Instagram

私が今公開している写真は、どれも私を笑顔にしてくれるし、写真を撮ったときの素晴らしい経験を思い出させてくれる。だから好きな写真を一枚選ぶことはできない。

でも、そんな私にも自慢の一枚があります。

2022年、私は母を亡くし、その数週間後には13年間連れ添ったパートナーに去られました。私は2つの悲しみに打ちのめされ、体重が25キロも減ってしまいました。すべてを失ったような気持ちになっていたのです。

しかし、友人やセラピストのおかげで、私は”写真”を失っていないことに気づかせてもらえました。誇れるものをたくさん持っていたのです。心の中は荒涼たる暗黒のようでしたが、私は人生で初めて、自分自身がどれほど特別で貴重な存在であるかを理解できました。

そんなある日、撮影の予定がなかったので、私はドアに鍵をかけ、服を脱ぎ、裸で自分のカメラの前に堂々と立ち、自分自身を撮影しました。心地よく裸になってカメラの前に立つことはことは、何かとても開放的な感じがしました。

自分でやってみて初めて、モデルに対する自分の写真のパワーを十分に理解することができました。それだからこそ、自慢の一枚なのです。

ジョシュ・ニューの世界にもっと触れたいならば、インスタグラムを覗いてみてほしい。前回と今回紹介した写真はかなりソフトなものばかりで、もっと見て楽しめる作品がインスタグラムには並んでいる。

さらに公式サイトではSNSでは公開できないような写真も見ることができるし、ファインアートプリントを購入することもできる。

日本とも縁が深いので、いつか日本人ゲイを撮影する機会もできるかもしれない。

ジョシュ・ニュー公式サイト:https://xyexperiment.com/

※参考記事:gayety

(冨田格)

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