【これぞ胸キュン】全米のゲイたちが体験した人生最大のロマンチックなこと

性欲ばかりが強調される側面はたしかにあるが、若い時代もそして年齢を重ねてからもロマンチックな夢を見るゲイは少なくない。全米のゲイたちが体験した「人生最大のロマンチックなこと」を紹介する。

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人生最大のロマンチックな体験

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ノンケには理解され難い「ハッテン場」という存在が当たり前だったり、経験人数は三桁どころか四桁という猛者も珍しくないゲイ・バイ男性は、ともすれば性欲ファーストでロマンチックな恋心とは無縁と思われがちだ。

しかし、あなたがゲイ・バイ男性なら分かるはずだ。

性欲よりロマンチックを重視する恋愛体質のゲイ・バイ男性もいれば、性豪と呼ばれてもおかしくない経験人数を誇りながらも恋に堕ちた瞬間に性欲よりもロマンチック重視派に早変わりするタイプも少なくないということを。

奔放な性生活を満喫しながらも、心にはロマンチックな恋愛体質を秘めている人が多いのは日本に限ったことではない。

アメリカの、ゲイ・バイ男性ユーザーが多いあるネット・フォーラムに投稿された「人生最大のロマンチックなこと」というテーマから、胸キュン体験を紹介する。

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気まずい夜からときめきの初デートへ

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「数ヶ月前にゲイバーでナンパをして、ある男をお持ち帰りした。ところが、お互いかなり居心地が悪く気まずい思いをしたので、その夜一回きりで終わりだと思っていた。

ところが先日、ディスカウントストアの『ターゲット』に行ったら好みの男が目に入り、それが彼だと気づいた。彼も私に気がついて『電話番号を交換しないか』と言ってきた。気まずく終わった最初の夜は連絡先さえ互いに知らないまま別れたのだった。

先週、彼と初めてのデートということで美術館に出かけた。一人の男性と一緒にいるだけでこんなに心がワクワクしたのは初めてだった。展示されている作品よりも、お互いをチラチラ見たり、背中に手を添えるなど軽いスキンシップを重ねたりの方が重要だった。彼が私に別れのキスをしたときは、文字通り息をのんだ。30代半ばになっても、こんなロマンチックな気持ちになれるなんて思ってもいなかったから」

「恋人と一緒にイベントやパーティーに出かけることがよくあるけど、混雑している会場で彼が部屋の反対側にいるときは、いつも僕にウィンクしてくるんだ」

「バイク乗りの元彼は、僕をタンデム(二人乗り)でシアトルやピュージェット湾周辺をドライブに連れて行ってくれた。そんなとき僕は目を閉じて、心おきなく彼にしがみつくことができた」

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広い世界の中で僕の存在に気づいた彼

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「彼の部屋を訪ねたら彼の友達数名が遊びに来ていた。みんなでホラー映画を見ようということになって、私と彼はソファに座って毛布にくるまって寄り添いながら見ることにした。彼は怖がるふりをして私の手を握ったり、腕にしがみついてくるんだけど、そうしているうちに、彼は私の指にこっそりとプロミスリングをはめてくれた」

「インターネットを通じて知り合った男性と恋におちて、同性婚をして一緒に暮らしている。現在、私は胃腸にくる風邪にかかっていて苦しんでいる真っ最中。でも、夫はそんな私にスープを作ってくれたり、薬を飲ませたり、毛布をかけたりと看病してくれている。特別なことではないのだけど、夫が世話をしてくれているってことが、私にとっては何よりもロマンチック」

「インターネットを通じて彼と出会った。リアルでの初対面の時、彼は僕を自分のものにしようと決めたみたい。世界中の誰も僕を気に留めず、世界中の誰も僕を愛してくれない時、彼は僕の存在を認めてくれて、僕の話に耳を傾けてくれた。そして、僕を本当に愛してくれている。彼は僕とって100万人の友達と同じくらい価値がある存在なんだ」

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誕生日が嫌いじゃなくなった日のこと

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「話せば長くなるから詳しくは語らないけれど、僕にとって誕生日は悲しくなる日で、好きじゃなかった。だから何人かの親しい友人にしか誕生日は教えていない。その中の一人は、律儀にも毎年通勤途中に何かちょっとした食べ物を買ってきてくれるんだ。

僕の恋人は、高校時代の同級生なのだけど、彼にも誕生日は教えていなかった。ところがこの前、友人が僕を仕事場まで車で送ってくれたときにマクドナルドの朝食をプレゼントしてくれたことで、彼はその日が僕の誕生日だと気づいたようだった。

僕の仕事が終わるまでの間に彼は小さなバースデーケーキを用意してくれた。さらに、壊れていたイヤフォンの代わりにと新しいイヤフォンを買って、カードを添えてプレゼントしてくれた。そのカードには、僕が高校生の頃、彼に描いてあげたスーパーヒーローの絵と優しい言葉が書かれていた。

その日から、僕は自分の誕生日が嫌いじゃなくなった」

「数年前のこと、知り合って2ヶ月になるい彼とデートを重ねていたのだけど、その日のデートはそれまでのどんな体験とも異なっていた。

それは夏の夜のこと、桟橋で開かれていた移動遊園地に遊びにいった。彼は27歳、私は22歳だった。揺れるシートの観覧車に乗った私たちは、生演奏が流れるなか、踊り、笑い、陽気に飲む人々を眺めていた。

その時、不意に目の前で花火が上がった。花火が打ち上がるなんて知らなかった私たちは、目の前の光と音に驚きながらも、互いを見つめ合った。そして身を乗り出し、7秒間くらい口づけを交わした。周りの誰に見られようとも、まったく気にならなかった。

これが私にとって、今日に至るまで最もロマンチックな経験だ」

胸がキュンとするロマンチックなときめきは、どんな男も無垢な少年時代の気持ちが蘇ってくるもの。年齢を重ねても、そんな気持ちを忘れないようにしたい。

※参考記事:QUEERTY

(冨田格)

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