【ハリウッド裸族王】ザック・エフロンが悲劇のレスラーを演じる新作予告編
スクリーンに登場する時間の半分は逞しい肉体を晒していると言われる、ゲイ・バイ男性にとって最高のアイ・キャンディ(目の保養)なハリウッドの裸族王ことザック・エフロン。さらにバルクアップした姿を見せる新作映画『The Iron Claw(原題)』の予告編が公開された。
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上半身裸率5割を誇る裸族王
映画の中のヌード場面を分析する専門サイト「NUDITY IN FILM」は、男性俳優のヌード場面、いわゆる「Shirtless(シャツレス)」場面を「秒数」「割合」「時間単位の秒数」という3つの観点から、それそれのTOP10を紹介している。
その中でシャツレス場面の「割合」部門で圧倒的なトップとなったのが、ディズニーの『ハイスクール・ミュージカル』でブレイク後、映画『ネイバーズ』などの下衆いコメディの主役から殺人犯役など演技の幅を広げている俳優ザック・エフロンだ。
ザック・エフロンは、演技の評価も高いがその脱ぎっぷりも見事で、映画の中でのシャツ脱ぎ率がなんと50%。つまり、登場場面の半分は脱いでいるということ。
まさに「ハリウッドの裸族王」の称号がふさわしいエフロンだが、年末に全米公開される新作映画では、さらに脱ぎ率割合を上昇させそうだ。
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プロレスラー体型へと肉体改造
12月22日に全米公開が決定したザック・エフロンの新作映画は、今年のアカデミー賞で作品賞含む7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や、ブレンダン・フレイザーが巨漢ゲイを演じた『ザ・ホエール』など話題作をリリースしているA24が制作する『The Iron Claw(原題)』だ。
ある程度の年齢以上のプロレス好きならば、「アイアン・クロー(鉄の爪)」にピンとくるはず。
『The Iron Claw(原題)』は、昭和時代に活躍した米国の人気プロレスラー、「鉄の爪(アイアン・クロー)」ことフリッツ・フォン・エリックの家族の実話を基にした物語だ。フリッツは、合計8回来日してジャイアント馬場と死闘を繰り広げたので、日本のプロレス・ファンにも馴染み深い存在だ。
デビュー当初はナチスのギミックを用いたヒールだったが、後年はベビーフェースに転向して、テキサス州ダラスに団体を構えるまでになった。フリッツには、幼くして事故死した長男を含めて六人の息子がおり、次男ケビンを筆頭に、デビッド、ケリー、マイク、クリスと五人兄弟が全員がプロレスラーになる。
エフロンは、フリッツの次男ケビンを演じるために、プロレスラーとしてのリアリティを感じさせるべく、さらにバルクアップして肉厚のボディに変貌した。公開されたばかりの予告編で、そのバルキーな肉体を披露している。
エフロンは「Men’s Health」のインタビューで、ライフガードを演じた映画『ベイウォッチ』のためのトレーニングとは異なるアプローチを取ったと語っている。極限まで体脂肪を絞ったことで肌の水分が少なくなりすぎて、まるでCGで作った偽物のように見えたとエフロンは語っているが、今回は厚みのある筋肉に多少の体脂肪のったプロレスラーとしてのリアリティを感じられる肉体に仕上げている。
プロレス界の人気スター選手とその息子たちを描く『The Iron Claw(原題)』だが、その物語は過酷な展開となること確実だ。昭和のプロレス・ファンならばよく知っているとおり、エリック一家に次々と襲いかかった悲劇が克明に描かれるものとなるだろう。
現在はまだ発表されていないが、来年の各映画賞へのノミネートを意識して年末に全米公開する作品なので、日本公開も期待できそうだ。ジオ倶楽部では、今後も『The Iron Claw(原題)』の最新情報をお伝えしていく。
(冨田格)
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