【ビーチフラッグス】筋肉日本男児がライフセーバー世界大会優勝
ライフセーバーは、真夏のビーチの守護神。ライフセービングにおいて世界で最も権威ある競技会『ライフセービング世界選手権大会2024』で、日本人として28年ぶりに優勝した筋肉男児ライフセーバー堀江星冴(ほりえ しょうご)を紹介。
★ジオ倶楽部はひとつ前の記事も見逃せない
【醜形恐怖症】ファザコンが「やりすぎマッチョ」になりやすい理由
日本人として28年ぶりの快挙
ライフセービングは、水辺における人命救助・事故防止を行う社会活動。
真夏のビーチに立つ陽に灼けた逞しいライフセーバーに憧れるゲイ・バイ男性は、少なくないはずだ。
ライフセーバーの技術を競う世界選手権大会で、日本人として28年ぶりに金メダルを獲得したのが筋肉男児ライフセーバー堀江星冴(ほりえ しょうご)だ。
堀江が優勝したのは、8月20日~9月1日にかけてオーストラリアのゴールドコーストで開催された競技会『ライフセービング世界選手権大会2024』。大会最終日の「ビーチフラッグス男子部門」で見事に優勝を飾った。
この大会は、ライフセービングにおいて世界で最も権威ある競技会と言われている。この大会で優勝したのは、日本人としては28年ぶりの快挙だ。
国際武道大学でライフセービングと出会う
筋肉男児ライフセーバー堀江星冴は、1994年9月14日生まれ埼玉県秩父市で生まれた。まもなく30歳となる。
浦和東高校時代はサッカーに熱中していたが、千葉県勝浦市の国際武道大学に進学してライフセーバー競技に出会う。日本ライフセービング界のパイオニアである山本利春教授に師事し、ライフセービング競技にハマった。
堀江は、毎日ひたむきに練習を重ねる。その猛特訓ぶりは、白い砂浜が黒くえぐれて「堀江道」と周辺住民に呼ばれていたというエピソードからも分かるだろう。
競技を始めて2年目からは、ビーチ・フラッグスのインターカレッジで卒業まで3連覇を重ねた。
努力を重ねた結果、2015年にライフセービング日本代表入りが実現。以降、国際大会でメキメキと頭角を現す。今年4月には、ライフセービングの花形競技ビーチ・フラッグスで日本人初の「全豪選手権優勝」を成し遂げ、世界ランキング1位を獲得。
さらに今回、「ライフセービング世界選手権大会2024」の「ビーチフラッグス男子部門」で優勝を果たし、見事世界チャンピオンに輝いた。
快挙を成し遂げた堀江の想い
今回の快挙を達成した堀江のコメントを紹介する。
「大切な人が倒れた時に助けられる男になりたい」と思い、人命救助を学ぶ為にライフセーバーになり、その技術を高める為に作られたビーチフラッグスを始めて10年、20代最後の挑戦で世界チャンピオンになることができました。応援して下さった全ての方々に感謝します。
1試合3秒で終わるビーチフラッグスで得た世界一のスタートダッシュを活かして、これからもがんばります。
競技のNo.1は優しさのNo.1!
30代に突入する堀江の今後の活躍にも注目していきたい。
最後に読者に、ライフセーバーについて尋ねてみる。
堀江星冴のパーソナル・トレーニングが受けられる
『THE REALプライベートジム』
(冨田格)
★あわせて読みたい!
【パリ五輪】ゲイ・アスリート”トム・デイリー”銀メダルと涙の引退発表