2022年、世界中のゲイを胸キュンさせたスポーツの”アノ場面”ランキング
日夜トレーニングを欠かさないアスリートたちが真剣に挑む男子スポーツの世界。様々なドラマが展開されるスポーツが大好きという米国のゲイメディア「QUEERTY」が選んだ、2022年にゲイが胸キュンした瞬間を紹介する。
目次
油まみれの男たちが肉体を絡ませ合う
伝統には守るべきものがある。
トルコにおいて重要な伝統のひとつが、毎年6月下旬から7月上旬にかけて行われる「キルクピナール・トルコ・オイル・レスリング・トーナメント」だ。
今年で661回目となるこのトーナメント、強い日差しのなか暑さに耐えながら、出場する男たちは全身にオリーブオイルをまとい、互いに滑りやすい相手の肉体を押さえつけようと絡み合う。目標は、相手の背中を地面につけさせること、つまり “腹を空に向ける “こと。
2022年は2,475人ものレスラーが参加し、1時間近い決勝戦の末、アンタルヤ県出身のシムセク選手が優勝を果たした。
この祭りは、1360年代にオスマントルコの2代目スルタン・オルハンが、兵士の体調を万全に保つために始めたとされている。オイルレスリング自体はその当時としても新しいものではなく、この地域では何千年も前から行われていたまさに守るべき伝統だ。
バットではなく尻で球を打った野球選手
それが起きたのは4月上旬、オークランド・アスレチックスvsタンパベイ・レイズとの試合でのことだった。
オークランド・アスレチックス所属のキャッチャー”ショーン・マーフィー”選手は、ストライクゾーンを大きく外した相手ピッチャーの暴投を、外科手術並みの正確さで形のよい尻を突き出して打ち返し、フリーベースを獲得した。
この映像に胸キュンしたゲイたちは、マーフィー選手の尻を使った映像に効果音やヒップホップ音楽をつけてSNSに投下、一気に拡散した。
ラグビー選手がビヨンセの完コピ披露
2022年4月、南アフリカのラグビーチーム”DHLストーマーズ”の試合のハーフタイムに、客席をどよめかせる事態が起きた。
フィールド上のチア・リーダーの中にDHLストーマーズの選手が紛れ込み、ビヨンセの2008年のヒット曲「シングルレディー」をチア・リーダーとともに完璧に踊って見せたのだ。
実はこの男性、ラグビーの選手ではなくカミングアウトしているプロダンサーのWiaan Laing。ラグビー選手だと言われても納得できるだけの逞しい肉体に、スタジアムの観客も中継を見ていた視聴者も完全に騙された。
TikTokに投稿された動画は、瞬く間に拡散し、約55万件の「いいね!」を獲得した。
米国ボブスレー選手が裸で資金集め
2022年の年明け早々に、4人乗りのアメリカ男子ボブスレーチームは、2022年北京冬季オリンピックに参加するために、ストリップをして “The Bob-Spread” と題したセクシーなカレンダーを発表し、95,000ドルを集めた。
ボブスレー選手のカルロ・バルデスは、このカレンダーについて、「私たちはとても仲の良いチームなんだ。「カレンダーの撮影は楽しい経験でした。気まずくもなく、負担になるようなこともなかった」と語っている。
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テニス界のイケメン2人のセクシーなキス
フランス人プロテニス選手のファビアン・ルブールが、インスタグラムのストーリーで同じくフランス人プロテニス選手のマクサンス・ブロヴィルとの甘くセクシーなキス写真を公開。
この画像には「私はあなたと恋に落ちなかった、あなたの愛が私をそれに押しやった…」という、なんとも意味深長な言葉が添えられている。
2人がゲイ・カップルだというカミングアウトなのか、それとも別な意図があってのことなのか。2人とも、この画像に関して特にコメントを出していないために、恋愛関係であることは確認されていない状態だ。
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横川尚隆”ビルパン一丁始球式”に世界が注目
2022年9月19日、京セラドームで行われたオリックスvsソフトバンク戦の始球式に登場したボディービルダーの横川尚隆は、マウンドでユニフォームを脱ぎ捨て、ヴィレッジ・ピープルの「マッチョマン」が流れる中ビルパン一丁の始球式を敢行した。
この模様がSNSを通じて一気に拡散、日本のみならず欧米のゲイ・メディアが大きく取り上げ話題沸騰。
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男とイチャつくのも好むプロラグビー選手
オーストラリアのプロラグビーチーム「クロヌラ・サザーランド・シャークス」のプロップであるトビー・ルドルフは、「自分のセクシュアリティはとても流動的だ」と、今年の7月にシドニー・モーニング・ヘラルド紙に語った。
トビーはノンケであると自称しながらも「多くのゲイ男性とキスし、多くのストレート女性とキスし、多くのゲイ女性とキスしてきました。私は”ワン・ストップ・ショップ”ではありません。愛は愛で、みんなと分かち合うのが好きなんだ。どちらの性別にもオープンだけど、どちらかにしか惹かれないと言えるかもしれないね」と続けた。
注目を集めるための発言だと非難する人もいたが、ポジティブな注目を得られると期待して「男同士のイチャイチャ」を語った男性プロスポーツ選手は今までいなかったはずだ。この発言は、ホットで進歩的だと捉えたい。
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豪州のイケてるプロラグビー選手が「男とイチャつくのも好き」と発言した
2023年の男子スポーツ界は、どんな場面で僕らを胸キュンさせてくれるのだろうか。ジオ倶楽部は、今年も男子スポーツの名場面を見逃さずにチェックしていく予定だ。
※参考記事:QUEERTY
(冨田格)
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