痴女丈ショートパンツはあり?なし?”太もも見せショートパンツ”のすすめ
時間と根気と努力で鍛え上げた逞しい尻や太ももを、堂々と見せたい! とはいえ、あんまり短い丈のショートパンツだと悪目立ちして浮いてしまわないだろうか? ついついハーフパンツや7分丈のクロップドパンツを選んでしまいがちなゲイは日本に限らず、アメリカでも同じようだ。
ショートパンツは男らしくないという呪い
アメリカのゲイ・メディアQUEERTYが「Twitter user sends out friendly reminder that short shorts are the only acceptable choice this summer(この夏、ショートパンツが唯一の選択肢であることを、Twitterユーザーが親切に教えてくれる)」という記事を公開した。
アメリカで2021年にゲイを対象に行われた調査では、回答者の37%が「太くて逞しい下半身」を好み、48%が「鍛えた逞しい上半身と尻」を組み合わせて見ることを好むことが分かったという。
ところがアメリカのノンケ男たちの間には、ショートパンツを穿き逞しい下半身を見せることは男性的ではないという考え方がいつの間にか浸透していたという。
なるべく肉体の露出を抑えて脚を布で覆うことが男性的だという考え方がノンケ男たちの間で支配的なった結果、ブカブカのカーゴパンツを穿いた男たちばかりになってしまった。
周囲の男たちがこんな状況では、鍛えあげた逞しい下半身が見えるようショートパンツを穿きたいゲイは、躊躇せざるを得なくなってしまう。
ノンケ・ファッションライターの主張
しかし、そんなノンケ男たちの”常識”に対して異を唱えるノンケ男が現れた。ファッションライターのラルフ・ジョーンズが「In Defence Of Short Shorts On Men(男のショートパンツを擁護する)」というコラムを、男性アパレル・ブランド「MR PORTER」の公式サイトで発表した。
ジョーンズはこのコラムの中で「男性は自分の身体とそれに対する感情を取り戻すべき」だと主張している。
そして映画の中で男たちがショートパンツをカッコよくセクシーに穿いている例を引き合いに出して、主張を強化している。それは『007 カジノ・ロワイヤル』のダニエル・クレイグであり、『ミセス・ダウト』のピアーズ・ブロスナンであり、昨年公開された『フレッチ/死体のいる迷路』のジョン・ハムだ。
ジョーンズ自身は二年前に体を鍛え始めたことを契機に、ロング丈のパンツを捨ててショートパンツのみを穿くようになったそうだ。
ジョーンズはコラムの最後で、これからショートパンツを穿こうという男性に向けて5つのアドバイスをしている。それを引用して紹介しよう。
01.
ショートパンツ初心者は、最初から短かすぎる物を選ばないようにしたい。あやまって重要な臓器(局部)の血流を制限してしまうのは避けたいもの。
02.
ダニエル・クレイグのようになろうとは思わないこと。それは不可能である上に、あなたの正気にとって良いことではないのは確かだから。
03.
自分が気持ちいいと思えるものを身につける。セクシーに見せたいと思うことは、恥ずかしいことではない。
04.
自分の肌色を引き立てる色を選ぶこと。私は幽霊と間違われるのが怖いので、白いトランクスは選ばない。
05.
恥ずかしがらずプライドを持って穿くこと。死の床で、親族を抱きしめながら “もっとショートパンツを穿いておけばよかった… “と思うことだけは避けたいものだ。
せっかく鍛えた尻や太ももは見せてこそ”華”
もしあなたが、せっかく鍛えた尻や太ももをハーフパンツやクロップドパンツで隠すのはもったいない、と感じているなら、この夏こそショートパンツに挑戦してみるべきだろう。
日本のゲイの間では、極端に丈の短いショートパンツを「痴女丈」と呼び揶揄する傾向がある。たしかにショートパンツの素材や色柄、サイズによってはセクシーというよりも「卑猥」なイメージが強調されてしまう場合もある。
大切なのは、あなたの肉体とショートパンツの素材や色柄、サイズのバランスがとれているかどうか。そのバランスが崩れてしまうと、セクシーでカッコいいではなく、卑猥なイメージばかりを与える結果になってしまうのだ。
ジョーンズが言うように「セクシーに見せたいと思うことは、恥ずかしいことではない」のだから、ショートパンツを穿きたい気持ちがあるなら挑戦してみるしかない。もしチョイスに失敗して「痴女丈」とか「エロすぎる」とか揶揄されたなら、バランスが崩れた理由を見つめ直して、別のショートパンツで再挑戦してみればいい。
人生、なにごとも最初から上手にやれる人などいないのだから、失敗を恐れることなく、自分が穿きたい”太もも見せショートパンツ”を選んでこれからの季節を満喫したいものだ。
最後にジオ倶楽部で紹介してきた、セクシーなショートパンツや水着・下着を扱っているブランドの記事をまとめておく。あなたをセクシーに見せるお気に入りのショートパンツや水着・下着が見つかるかもしれない。
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(冨田格)