【脱・冷凍マグロ計画】能動的なウケになる方がはるかに得する10の理由

あなたは漫然とセックスしていないだろうか? 何の工夫もなく、ただヤルだけでは真の快楽に到達することなど、到底できない。特にウケのゲイ・バイ男性こそ、努力と工夫を重ねるべきである。ウケが能動的になることで、セックスも人生もはるかに得をする10の理由を解説する。

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能動的なウケが得する理由
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目次

01)セックスは共同作業である
02)冷凍マグロは飽きられる
03)自分の性感帯へと巧みに誘導する
04)テク磨きの重要性に気づく
05)自信をもってセックスに挑める
06)能動的なのは私のために
07)演技ではないリアルな快感を味わえる
08)未熟なタチを育てるのがウケの使命
09)能動的なウケはお代わりされがち
10)長く続くパートナーを得られるかも

冷凍マグロは飽きられる

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01)セックスは共同作業である

今さら言うまでもないことだが、セックスは男同士1対1(複数の場合もあるが)の共同作業である。バニラであろうがより濃厚な性交であろうが、一部の例外をのぞいて、タチとウケがいて初めて成立するものだ。

一方的に攻めることで興奮するタチもいるが、共同作業である以上、気持ちよくフィニッシュするというゴールを目指すためには双方の努力が必要だ。

自分は何もしないで寝ているだけで快楽に導いてもらえる、などという甘い世界は存在しないということを肝に銘じたい。

02)冷凍マグロは飽きられる

もしもあなたが若くてハンサムで魅力的な肉体の持ち主だったとして、ほとんど性的な経験がなかったのならば、自分からは何もできないウケ、いわゆる「冷凍マグロ」だとしても、タチは喜んで解凍作業に励んでくれるであろう。

しかし、どんなに若くて魅力的であろうとも「冷凍マグロ」で許されるのは最初の数回だけ。ただ寝ているだけで自分から何もできないウケに何度も奉仕してくれるようなタチは、非常に稀有な存在だと言える。

「冷凍マグロ」は、飽きられる存在。ましてや、若さや特筆するほどの魅力がない一般的なゲイ・バイ男性が「冷凍マグロ」でいることが許されるはずはないことを肝に銘じるべきである。

テク磨きの重要性に気づく

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03)自分の性感帯へと巧みに誘導する

自分から何もしない「冷凍マグロ」は快楽を求めるうえで損をしている、ということを説明しよう。気持ちいいフィニッシュを目指すのならば、タチに快感ポイントである性感帯を攻めてもらうことが必要だ。

ところが自分からなにもしない「冷凍マグロ」の場合は、どうすればいいのだろう。「乳首を摘め」「首筋を舐めろ」「蟻の戸渡りを撫でろ」と、いちいち要求しようものならタチはげんなりしてヤル気を失ってしまうだろう。

ウケが能動的にタチの性感帯を刺激していけば、タチはさらにウケをよがらせるために性感帯を探り当てて刺激してくる。つまり、能動的に動くことでウケは自分の性感帯への刺激を巧みに誘導することができるのだ。

04)テク磨きの重要性に気づく

ここでウケである筆者の体験談をしようと思う。それは30代前半の頃、以前付き合っていた男性と久しぶりに再会し、焼けぼいっくいに火がついた2人はセックスをすることになった。

数年ぶりに彼のモノをくわえているとき、彼がぼそっとつぶやいた。

「格のフェラはモテる人のフェラだね」

これ、一見褒め言葉のように思うかもしれないが、実はまったく違う。彼一流の強烈な嫌味なのだ。つまり『お前のフェラは工夫がなく単調でつまらない』と言われたのだと理解した。

このとき、ウケも能動的であるべきだし、なによりテクニックを磨いてやろうと心に強く誓ったのだ。

能動的なのは私のために

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05)自信をもってセックスに挑める

「冷凍マグロ」を脱却し、能動的にタチの性感帯を刺激し、かつ性テクを磨いていくことの利点は、出会ったばかりの初めての相手とのセックスにも自信をもって挑めるようになることが挙げられる。

お互いのルックスが本理想に近く気持ちが盛り上がったとしても、いざ手合わせしてみたら期待したようには上手くイカず、盛り上がった気持ちが一気に萎えてしまった経験はないだろうか?

すべてのタチがセックスを巧みにリードできるわけではなく、そんなタチにリードを任せてしまえば上手くいかない可能性が高まるばかり。

「01)セックスは共同作業である」で説明したように、タチとウケの共同作業で成り立つのがセックスなのだから、能動的なウケがリードしても何も問題はない。むしろ、自信をもってセックスに挑めるウケは、共同作業のリードも巧みにできるはずだ。

06)能動的なのは私のために

ここまで読んできた方はもうお分かりだと思うが、ウケが能動的になるべき理由はタチを喜ばせるためではなく、自分の快楽をより深く追求するためなのだ。

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未熟なタチを育てるのがウケの使命

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07)演技ではないリアルな快感を味わえる

ウケの人の中には、タチの性テクが未熟で気持ちがまったく盛り上がらないのだが途中で止めるわけにもいかず、タチをイカせるために感じている演技をした経験がある人がいるに違いない。

そんなセックスは正直楽しいわけがなく、そして多分、タチも心から楽しめていないはずだ。

しかし、あなたが能動的でかつ性テクを磨いたウケになれたなら、タチもウケもお互いに全力を尽くして、演技ではないリアルな快感に浸ることができるようになる。その境地に至れば、ゲイ・バイに生まれた喜びを実感できるだろう。

08)未熟なタチを育てるのがウケの使命

能動的なウケには、タチを育てるという使命があることを覚えておきたい。

若くて経験が浅いタチのなかにはゲイAVを参考にして、ただただ激しく腰を振ってピストン運動を繰り返せばいい、と思い込んでいる人がいる。そんな相手と手合わせをしたときこそ、能動的なウケの使命を実現するチャンスだ。

ピストン運動は緩急をつけるべきであるとか、前立腺の場所と当て方、腰を振りながらウケの性感帯を刺激する方法、体位を変えていくことで締まり方や当たり方が変わっていくことなど、タチが萎えないよう心がけながら、優しく指導していきたい。

巧みなバリタチを育て上げてこそ、能動的なウケの醍醐味を味わえるというものだ。

長く続くパートナーを得られるかも

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09)能動的なウケはお代わりされがち

心の底から気持ちいいセックスができたならば、リピートしたくなるのは当然のこと。

「冷凍マグロ」ではなく快感を巧みに刺激してくる能動的なウケは、タチにとってはなかなか出会えない存在。それゆえに、セックスが終わった後に社交辞令ではない「また会おう(ヤろう)」とお代わりされることが増えるはずだ。

お代わりされるごとに、自分のセックスに自信がもてるようになる。実績に裏打ちされた自信によって、ウケのあなたの輝きはさらに増していくだろう。

10)長く続くパートナーを得られるかも

タチからお代わりされることが続けば、一回こっきりの関係ではなく継続して会う”セフレ”に昇格していく。何回も会う”セフレ”が増えていけば、その中からセフレの一人ではなく「あなたを独占したい」と願うタチが現れる可能性だってある。

「冷凍マグロ」を脱却して能動的なウケへと変貌すれば、セックスをより楽しめるようになるだけではなく、将来の巧みなバリタチを育てたり、お代わりされるセフレが増えることに繋がる。そしてその先には、長く続くパートナーが待っているかもしれないのだ。

筆者にはまったく思い当たらないのだが、能動的なウケになることでゲイ・バイ人生で損をすることが何かあるだろうか。むしろ得することしか思いつかない。「冷凍マグロ」なウケだという自覚がある人は、能動的ウケへの転身を実践してセックスでも人生でも得してほしい。

(冨田格)

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