【脱イカホモ作戦】カジュアル機能服で秋冬は「漢」を自然に纏う
原色やデザイン(ロゴやキャラクター)がはっきりした、可愛い服とそれを着ている自分が好き。いわゆる”イカホモ”ファッションもいいが、せっかく男に生まれたのだから可愛いとはベクトルの違う「漢らしさ」も楽しみたい。
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人生のピーク時期の自分に固執しない
どの年代を自分の人生の「ピーク」だと考えるのか。実はこれ、結構重要。
結婚して子供が産まれることで、夫から父へと社会的立場が変わっていくノンケ男性と違い、独身ゲイの場合は社会的立場に変化がない。それゆえに、自分が「一番いい時代だった」と認識する年代に好んで着ていたファッションから抜け出せない人は珍しくなかったりする。
しかし、非イカホモのゲイとデートする時は要注意だ。イカホモ・スタイルに批判的なゲイは結構多いということを頭に入れておきたい。特に自分より年下とデートする時はより注意が必要になる。
年上好きのゲイの場合、年上に求めるのは「テディベアのような分かりやすい可愛さ」ではなく「リアル熊のような男らしさ」だったりするからだ。
ネガティブな理由ばかりでもない。せっかく男に生まれたのだから、「可愛さ」とはベクトルの異なるファッションで新たな魅力(武器)を手に入れる、というポジティブな発想もできる。
そこで紹介したいのが、自転車服のノウハウを活かした、アウトドアコレクション NFC(ネイチャー・フィールド・クラブ)だ。年代を選ばないエイジレスな「漢らしさ」に溢れたコレクションを紹介しよう。
自然と日常を1つのフィールドに
「ファッション + 自転車」をコンセプトに掲げる「narifuri(ナリフリ)」が、8月9日に新しいコレクション『NFC / ネイチャーフィールドクラブ』をローンチした。
『NFC』は”自然”と”日常”を1つのフィールドとして捉え、そこで活躍するアクティビティのスペシャリストと共に作り上げるコミュニティと洋服だとのこと。
「narifuri(ナリフリ)」が今まで培ってきたノウハウやアイデンティティを、自転車以外の様々なフィールドアクティビティで使えるように落とし込んだウェアとアクセサリーをラインアップ。
アクティビティを「趣味」として楽しむための丁度よい快適性とファッション性を追求。そこにアクティビティを愛する人達からのアイデアを掛け合わせ、日常着の延長にあるデザインを目指している。
冬から初春のアイテムは10月上旬発売
『NFC』は何かのアクティビティ専用ではなく、趣味として自然(フィールド)を楽しむすべての人へ向けて提案するコレクション。
今回の新コレクションのモデルには、長野県伊那谷で自転車とアウトドアショップ「CLAMP/クランプ」を営む武村信宏氏を起用した。
バイクパッキング・トレイルライド・渓流釣り・キャンプ・ハイクと、フィールドアクティビティを日常的に楽しむ武村氏は、自然と日常をシームレスに繋ぐ『NFC』のコンセプトを体現した人だ。
『NFC』アイテムの発売は8月と10月の2回に分かれており、8月発売の製品は初秋~晩秋を、10月上旬発売の製品は初冬~初春までをイメージしたラインナップになっている。その一部を紹介しよう。
アウトドア・ショップに行っても、ついついイカホモ・テイストなアイテムを選びがちになる自覚があるゲイ・バイ男性にこそ『NFC / ネイチャーフィールドクラブ』は注目すべきコレクションだ。
最後に読者に「イカホモ・ファッション」について尋ねてみる。
(冨田格)
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