「出会いは快適に」ハッテンの旅の途中で起こりうる９つの気まずいこと
新たな男との出会いがあるかもしれない「ハッテンの旅」は心はずむものだが、常に楽しいばかりとは限らない。米国ゲイメディアが発表した「ハッテンの旅の途中で起こりうる9つの気まずいこと」を紹介する。
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ハッテンの旅の途中で起こりうる9つの気まずいこと
あなたが独り身で恋もしくは継続した「遊び友達」、もしくは一夜の相手を探しているのなら、アプリやインターネット、もしくはリアルに出会える場所などを駆使して「ハッテンの旅」に出てみるのは悪いことではない。もちろん、公共の場で他人に迷惑をかけないことは大前提だが。
恋人がいても「遊びは公認」の関係だったり、パートナーと一緒に「遊べる相手」を探す「ハッテンの旅」もあるかもしれない。
ゲイ・バイ男性にとって「ハッテンの旅」は、もっとも手近で誰もがすぐに始めることができる最大の娯楽であることには間違いない。とはいえ、あなたの「ハッテンの旅」が常に快適で楽しいものになるとは限らないということは頭に入れておきたい。
米国のゲイ・メディア『PRIDE』がまとめた「ハッテンの旅の途中で起こりうる10の気まずいこと」をベースに、日本のゲイ・バイ男性にとってより分かりやすい内容にアレンジしたものを紹介する。
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01）ハッテンする気がない人を口説く
信じられないかもしれないが、世の中には純粋に「友達をつくること」だけを目的としているゲイ・バイ男性はいる。あなたにとっては「出会い＝性行為」を当然だと認識している出会いアプリにおいてもだ。
その気がない人をしつこく口説けば、育つかもしれない友情の芽を摘んでしまうことになりかねない。それ以前に、「ハッテンの旅」を楽しみたいあなたとっては時間の無駄かもしれないが。
02）男の好みの読み間違い
「ハッテンの旅」において、男の好みはなにより重要な要素だ。それは、あなた自身の”より好み”具合を客観的に見直してみれば、おのずと理解できるはずだ。にも関わらず「ハッテンの旅」の最中の貪欲モードの時には、ターゲットとして捉えた男性の「男の好み」を推し量る余裕を失いがちになるもの。
「アレとできるのに、なんで俺はダメなの？」
そんな気持ちを抱くことがあるかもしれないが、あなたが相手のお眼鏡に敵わなかったという事実は、素直に受け入れねばならない。可能性のない相手にこだわるのは時間の無駄なので、次のターゲットを探す方が実りが大きいはずだ。
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03）知り合いに出くわす（顔がさす）
たとえばハッテン場で、元恋人とか、性的興味が皆無なゲイ友とか、ノンケだと思い込んでいた職場の同僚とか、あるいは取引先の人とかと出くわすリスクは常にある。強制的にカミングアウトする気も、もしくは知り合いの前で性的に乱れている姿を見せる勇気もないならば、隠れるしかない。
スーパーやクラブで同じように”気まずい”相手と出くわしたときにそうするように、別のコーナーに移動して、彼らがいなくなることをひたすら待つのだ。
04）人の口に戸は立てられない
よく考えてみてほしい。「ここだけの秘密」とか「誰にも言っちゃダメ」と言われてから伝えられる誰かの秘密ほど、蜜の味がするものはない。聞いたあなたも同じように「ここだけの秘密」とか「誰にも言っちゃダメ」と言いながら、誰かに話したことがあるはずだ。
「人の口に戸は立てられない」とはよく言ったもので、秘密にしたいことほど暴露され広まってしまうのが人間社会の常なのだ。
ハッテン場で知り合いに出くわしてしまった結果、あなたがハッテン場にいたことや、どんな性的行為をしていたのかという事実は、光の速度並みに広まるリスクがあることだけは認識しておきたい。
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05）性的嗜好は十人十色
「ハッテンの旅」の何が素晴らしいかというと、自分の性的嗜好を隠さないでいいということだ。たとえば交際を前提にした「出会い」の場合は、性的嗜好を全開にするよりも心のつながりを重視する方が上手くいく可能性が高い。
その点「ハッテンの旅」の後腐れのない束の間の相手ならば、照れることなく性的嗜好を全開にできるはず。
とはいえ、重要なのは性的嗜好のマッチングだ。あなたか相手か、どちらかのノリが良過ぎると、もう一人は置いてけぼりになってしまう可能性もある。後味のいい時間を過ごすためには、マッチングには慎重になることも必要だ。
06）動画と写真撮影には要注意
性的嗜好を全開にできる「ハッテンの旅」の情事は、興奮度合いも高くなるのが当たり前。しかし興奮が高まり過ぎると、警戒心が薄れてしまうことは往々にしてある。興奮が最高潮に昇りつめそうな時に、「お前の乱れてる姿を撮影させろよ」と囁かれたら、思わずうなづいてしまいそうになる人もいるはず。
しかしそこで撮影に同意してしまったら、乱れた痴態を収めた画像や動画がこの先あなたを苦しめ続けることになるリスクは高い。
だからこそ、冷静さは持ち続けたい。「お前の乱れてる姿を撮影させろよ」と囁かれたら、自分のスマホを差し出して「これで撮ってよ」と伝えるようにしたい。
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07）準備不足の人に出くわす
あなたがタチだとして「ハッテンの旅」で出会う相手が、常に準備万端のウケのベテランだとは限らない。今日は「バニラ」の気分で準備しないまま来たかもしれないし、もしかすると男性との性交渉の経験値が非常に低い人の場合もあるかも。
やる気に満ちたあなたが少々強引に進めることで予期していない性行為に発展すると、準備不足ゆえの汚れのトラブルに直面する可能性はきわめて高い。
だからこそ「ハッテンの旅」においてはコンドームが必須なのは言うまでもない。もちろん安全に性交渉を楽しむために重要だが。
08）自分自身の準備不足
「ハッテンの旅」における準備不足は、なにも相手だけとは限らない。あなたがウケならバックの洗浄は済ませているだろうが、ハッテンの準備はそれだけではない。
たとえばローションやコンドームを持っていくのを忘れたり、激しい行為で汗をたっぷりかいたときに補給したい水分を持っていなかったり。汗を吹くタオルや、なんらかの処理をするためのウェットテイッシュも持っていきたい。
「ハッテンの旅」に行くときはいつでも、長い付き合いになりそうな相手と初デートに行くようなつもりで、常に万全の準備をしておきたい。
09）年齢確認は念を入れて
あなたが若い男性を好むのならば「ハッテンの旅」において、念には念を入れて相手の年齢確認をする必要がある。発育のいい男性の場合、未成年と成人を見分けるのはかなり困難だ。
やる気が先走るために年齢確認を怠ってしまい、未成年と性行為に及んでしまうと、それは犯罪になってしまう。
一時の快楽のために社会的立場を失ったり、人生が詰んでしまう可能性だってあるのだから、先走るやる気に身を任せてしまうことだけは控えたい。
基本、「ハッテンの旅」は心弾む楽しいものなのだから、気まずい状況を極力避けてセクシーな旅を堪能したいものだ。
※参考記事：PRIDE
（冨田格）
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