「ミスター・ツーリズム・ワールド2022」はウルグアイ代表に決定！
国を代表して観光価値を発信する男性アンバサダー（観光大使）が各国から集まりNo.１を決める国際コンテスト「ミスター・ツーリズム・ワールド2022」に、ウルグアイ代表のマルティン・マチニェーナが輝いた。「ミスター・ツーリズム・ワールド」の意義と、その魅力に迫る。
決定！ミスター・ツーリズム・ワールド2022
「ミスター・ツーリズム・ワールド（Mister Tourism World）」は、2016年にインドネシアのバリ島で設立。
持続可能な観光と安全な旅行の支援、生物多様性の尊重、国家間の文化的理解の促進を目的として、毎年、国を代表して観光価値を発信する男性アンバサダー（観光大使）を集めてNo.１を決める「ミスター・ツーリズム・ワールド」コンテストを開催している。
世界25カ国の「ミスター・ツーリズム・ワールド2022」各国代表がフィリピンに集まり、1月27日から2月5日まで「ミスター・ツーリズム・ワールド2022」世界大会が行われた。そして「ミスター・ツーリズム・ワールド2022」には、ウルグアイ代表のマルティン・マチニェーナが選出された。
ミスター・ツーリズム・ワールドへの想い
マルティン・マチニェーナは大会参加前にウルグアイのメディアのインタビューを受け、「ミスター・ツーリズム・ワールド」に関してこのように語っている。
「この団体は、肉体的に魅力的なモデルだけでなく、あらゆる観点から観光の価値を発信できるアンバサダーを求めています。したがって、美しさに加えて、人を感動させる力を持ち、異文化との出会いと相互理解を促進することに前向きで、観光産業の発展とその持続可能性を追求する能力を持つ人が理想的であると思います。
コロナ禍によって世界経済は大きな打撃を受けましたが、観光産業は特に影響が大きかったと考えています。私は観光大使という立場から、ウルグアイの自然の魅力を世界に発信し、観光に関連するさまざまなサービスを回復させる機会を提供することに協力したいです。
『ミスター・ツーリズム・ワールド』は、観光立国として大きな可能性を秘めたウルグアイの良さを海外にアピールする第一歩になると信じています」
2022年の上位ファイナリストたち
惜しくも「ミスター・ツーリズム・ワールド2022」の座は逃したが、最後まで接戦となった第 1位から第5位までを紹介する。
第5位はベトナム代表、フン・フック・ティン（Phung Phuoc Thinh）。
第4位はギリシャ代表、マノス・パナルケタキス（Manos Panarketakis）。
第3位はドミニカ共和国代表、イワン・ピメンテル （Ivan Pimentel）。
第2位はタイ代表、ニワット・ナックヌアン（Niwat Naknuan）。
第1位はブラジル代表、マルシオ・ティン（Marcio Ting）。
歴代のミスター・ツーリズム・ワールド
2016年から始まった「ミスター・ツーリズム・ワールド」の世界大会だが、開催時期が年によって変動があり、かつコロナ禍の影響もあってか、今回決定した「ミスター・ツーリズム・ワールド2022」 が6回目となる。
歴代5人の「ミスター・ツーリズム・ワールド」を紹介しよう。
第1回：2016年12月10日
開催地：フィリピン ビガン
オカー・ミン・マイン（ミャンマー）
第2回：2017年12月21日
開催地：ミャンマー ヤンゴン
ジョシュア・レネット（マレーシア・ボルネオ島）
第3回：2018年2月3日
開催地：イタリア ローマ
カイル・ヴォスパー（イギリス）
第4回：2019年1月11日
開催地：マルタ共和国 ヴァレッタ
ダニアル・ハンセン（マレーシア）
第5回：2021年12月4日
開催地：ドミニカ共和国
ジョナサン・アントニオ・チェコ（ドミニカ共和国）
観光立国を目指しインバウンドに力を入れている日本からも、観光大使としてその魅力を世界に発信する美しい日本男児が登場してほしいものだ。
※参考記事：Ministerio de Turismo
（冨田格）
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