【実はバレバレ】親にカミングアウトしてみたら拍子抜けな反応をされた件

ゲイ・バイ男性にとって、もっともカミングアウトしづらい相手は「親」。これは日本に限ったことではなく、世界のどこでも共通するもの。とはいえ時代は変化している。親も分かっていながら気づかないふりをして、カミングアウトされることを待っている例もあるようだ。

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感動のドラマになるはずが

拍子抜けなカミングアウト
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必死で勇気を振り絞って親にカミングアウトしてみたところ、予想に反して拍子抜けするような反応されてしまった。「涙、涙の感動ドラマ」になるのでは? とゲイ・バイ男性の密かな期待を、いい意味で裏切るカミングアウトの実例はあるものだ。

アメリカの、ゲイ・バイ男性ユーザーが多いあるネット・フォーラムに投稿された「親にカミングアウトした結果」というテーマから、拍子抜けしたという反応を見ていこう。

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ユーチューバーの告白動画

拍子抜けなカミングアウト
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あるゲイのユーチューバーは、「僕はゲイだ」とカミングアウトした動画のURLを母親にメールで送った。

すると母から「ははは、面白いビデオね」と返信が来た、軽く流されたのかと思ったユーチューバーが「いや、本当に僕はゲイなんだよ」と返したら、母から「あんた、前に私に言わなかったっけ?」と返ってきた。

ユーチューバーは母にカミングアウトしたことはないようだが、母親はとっくに気づいていてカミングアウトされた気になっていたようだ。

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ガラスのクローゼット

拍子抜けなカミングアウト
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家族にはカミングアウトなど絶対できないと”ノンケのふり”をしていたあるゲイ男性が、勇気を振り絞って家族にカミングアウトした。

すると家族は「やっと話してもらえた。みんな気づいていたけど、お前の口から聞くまでは何も尋ねないようにしていたんだよ」と、カミングアウトされることを待っていたと反応した。つまり”ノンケのふり”は、まったく通用していなかったということ。

彼の家族は、彼がゲイであることではなく、家族より先に友人たちにカミングアウトしたことにムッとしたそうだ。

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父親から予想外の忠告

拍子抜けなカミングアウト
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息子にカミングアウトされた側のある父親は、こんな反応をしたと投稿した。

息子がゲイだと告白されたときに「やっとカミングアウトしてくれたか、ところで下の毛のトリミングはしているのか?」と答えたら、彼の息子はびっくりした顔をしたという。

父親にしてみれば、息子がかっこいい同級生の男子と話しているときに赤面した姿を見ていたし、共有のパソコンに”ゲイ動画サイト”の履歴が残っていたこともあって、とうの昔にゲイだと知っていたとのこと。

カミングアウトされた後も、以前と変わらないように接しているそうだが、「40代の私が下の毛を剃ってバイパンにしているとカミングアウトしたら、息子はさらに驚いた顔をしていた(笑)」

子供としては家族、特に親にバレないように必死で隠していたものの、実は親にはバレバレだったということは、そんなに珍しいことではないのかもしれない。

親の考え方や個性、環境などによって反応はさまざまだと思うが、これから親にカミングアウトしようと考えている人には、ポジティブな結末が待っていることを願うばかりだ。

※参考記事:QUEERTY

(冨田格)

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